上原酒造☆酒蔵訪問 その③


昔ながらの製法、道具を使い、手間を惜しまずに酒造りをされている上原酒造さん。

まだまだ、凄いのが!!!!

年間で4ヶ月しか稼働しない、【大型精米機】上原酒造さんは、自社精米なのです。
滋賀県は、結構たくさんの蔵があるのですが、自社精米をやっている蔵は、喜多酒造さんと松瀬酒造さんぐらい。
「金くい虫やわ!!」と上原社長が…笑
自社精米は24時間体制なので、音も凄いしスペースもいるので、大変やけど、精米してから洗いまでの時期間を短くする事が出来、これがお酒の後味のきれいさに影響をあたえるとの事。

そしてそして、全国的にも珍しい全量【木槽天秤しぼり】醪からお酒を搾り出す工程で使われます。

自動搾り機やと20時間で搾れる所、これだと2日半かけてゆっくり搾るそう。

【木槽天秤しぼり】→木槽の中に醪の入った袋を詰め、石の重みを利用して天秤棒と木の甑で加圧しながらお酒を搾る方法。

自動搾り機で搾るのに比べて、搾りきれないのでものでお酒の量も少ないそう。でも、雑味の部分を酒粕として残すので、雑味の少ないお酒だけが抽出出来るんだって。

ただ、酒袋を洗ったりすのも、凄く大変な作業で、これもまた手間のかかる作業。

上原酒造さんにも、藪田式の搾り機が使われていないけれど、鎮座していました。災害がおきて、万が一の事があった時のためにとの事でした。

蔵の色んな考え方、仕組みを知る事は、本当に面白いし、勉強になります。

試飲もさせて頂きました!!

つづく☆

 

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