町田酒造店☆酒蔵訪問 その②


蔵の中を見せて頂きました。

洗米。ウッドソンで。

甑。なんと和釜。

火力の強い重油バーナーで。

放令機

麹室。
清掃が終わった後だったので、中は見せて貰う事が出来なかったのですが、室の素材はベニア。古いやり方の蓋麹法。小蓋で。
製麹の量が限られているので、現在、町田酒造店さんは650石の造りだそう。
出麹後はカリカリに放令。一週間ぐらい枯らす時もあるそう。ここでカリカリに乾燥する事は、凄く大事みたいです。酒質のきれいな蔵に行くとみんなこの話をします。湿ったまんま冷えて行くと余分な菌が増えやすくなるそうです。

仕込み蔵。

仕込みは、サーマルタンク使用。機械化出来るものは機械化。

全量普通速醸。

上槽。薮田式。
この搾った後が、町田酒造店さんの特徴だと思うのですが、搾ったらタンクに取らず、即詰めます。薮田からホースをつないで、フレッシュなガス感も残したいので、このホースも短くして詰めます。本当に本当の無濾過の直汲み。
95%はこうしていて、火入れも直汲み。地元流通の大衆のお酒な、タンクに入って保存。
お酒の貯蔵は考えていないと。搾った日が積める日で、尚且つ出荷する日。凄く大変な作業なので、大手さんは絶対にやらないと。小さい蔵なので、この隙間隙間を狙って行く事が大事だと。

「町田酒造」ブランドのキラキラクリアの秘密はここに合ったんですね。

つづく☆

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