タグ別アーカイブ: 光栄菊酒造

SNOW CRESCENT☆一献うるうるの日本酒

いつもありがとうございます。

2022年も残す所、後わずか。

連日たくさんのご来店ありがとうございます。

《年内は、31日まで休まず営業です。》

28日(水)
29日(木)
30日(金)
は、ご予約で満席です。ごめんなさい。

31日も埋まりつつありますので、早い目のご予約をお願い致します。

《年始の営業》
1日 (日) 空席わずか
2日(月) 空席あり
3日(火) お正月休み
4日(水) お正月休み
5日(木) お正月休み
とさせて頂きます。宜しくお願い致します。

4造り目になる光栄菊。
今シーズンもやって参りました、SNOW CRESCENT山田錦。

佐賀県 光栄菊酒造さん。

今や、手に入らない度合いが凄い、光栄菊。

今シーズンのは、アルコール度数が15%だけど、飲みごたえもあるグレープフルーツのようなジュワジュワな日本酒。

昨年までは、アルコール度数が13%くらいだったので、今までに比べるとちょっと酸味が強めでどっしり感もでていて、菊鷹(山本杜氏が以前に在籍していた蔵のお酒)に近くなってる。
面白い。

 

一献うるうる
〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【営業時間】
17時~23時(お料理L.O22時 お酒L.O22時半)
【アクセス】
地下鉄「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

4月の一献うるうる☆

いつもありがとうございます。

一献うるうる、【4月前半のお休みは7日(水)】です。

3月21日(日)で、時短営業が解除されたのは、束の間、4月5日(月)から21日(水)まで、またまた時短営業に。
17時から21時までの営業です。お酒のラストオーダーは20時半です。

安心して飲みに行く事が出来る様になるのは、いつになるのか、本当にやって来るのか、、、、、、みんなにお家飲みの楽しさか習慣ついたら、どうしよう。

明日3日(土)、4日(日)は通常営業です。
ご予約お待ちしています。

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

光栄菊☆一献うるうるの日本酒

3月後半の一献うるうるのお休み
【23日(火)・28日(日)・29日(月)】とさせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。

❮光栄菊❯
今、一番ブレークされている蔵と言っても過言ではない。
佐賀県小城市三日月町で、日本酒を醸造されています。

物語性がとてもある蔵で、2006年に廃業して姿を消していた「光栄菊」の2019年の復活蔵。
ただ、復活と言えどもさらり復活ではなく、とても日曜劇場のようなドラマチックな展開。
そこに、愛知県藤市酒造さんの杜氏で、熱狂的なファンがいた山本克明さんが、移籍してのスタート。

2019年このニュースが駆け抜けた時の衝撃。

そして初年度の作品を飲んだ時の衝撃は、半端なかったです。
そして、2020年のお正月休みにすぐ蔵訪問したのでした。
《光栄菊酒造蔵訪問記あり》

今思えば、過密スケジュールだったけれど、本当に行っていて良かったの一言に尽きる。
その後の2020年と言えば、コロナコロナコロナコロナ。
4月とかは、日本酒もまともに売れない厳しい時期がやって来るのだから。

2021年になり、コロナが収まったのかと言えば、そうではなく時短要請がまだ出ていて、他府県に行く事が難しいのが現状。
そんな中で今季は減石されている酒蔵さんが多い中、光栄菊酒造さんは増石されている。
初年度が、150石、今季は500石程行くのではないかと言われています。
増石していても全然手に入らないのが、現状。
そんな光栄菊。

衝撃をくらった。「SNOW CRESCENT(スノウ・クレッセント)」
山田錦 うすにごり グレープフルーツチューハイの如く、グビグビ飲める一本。

さらっとミントを浮かべて見ても、美味しい。

「Hello!KOUEIGIKU」雄町
味わい豊かで幅があり、酸できっちり閉めてくれる。育った時がまた美味しいタイプ。

「月光 天然乳酸菌仕込み」広島県八反錦
純米大吟醸
初、スペック。
爽やかな香りと爽やかなのにダイナミックに口の中に広がる酸。

「Anastasia Green」
光栄菊さんのシリーズの中では一番明るい。春らしく爽やかお酒。

光栄菊さんの素敵さを語り出したら、きりがないのだけど、無添加生原酒でそして13度ぐらいの低アルコールで、開栓直後はピチピチと柑橘系が全開で飲みやすく、少し時間が経ってまた花が開いた様に、お酒の本質が出て来る。

生もと、山廃、という既存の言葉や既成概念にとらわれない、山本杜氏独自の「天然乳酸菌仕込み」をはじめ、これからが楽しみで仕方ない。
だけど、もう手が届かない所に行っていて、淋しい。

今、世の中がこんな状況下ですが、また山本杜氏にお会い出来るのを楽しみにしています。と言うか会いたいです。

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

光栄菊酒造☆酒蔵訪問 その④

秘密基地みたいな蔵の二階で、試飲もさせて頂きました。二階には、リビングキッチンがあって、そこで毎日、日下さんが皆様のお料理を作っているそうです。力仕事の上に男性の方のご飯は大変だと、、、、「レパートリーが…」とお話されていました。

蔵に訪れた時は、まだ愛山のHello KOUEIGIKUを飲めてなかったので、山本杜氏のイメージになかった愛山とSNOW CRESCENTを飲ませて頂きました。愛山の上品な感じと、山本杜氏の特徴やと私が思っている酸の出方が実に気持ち良い。美味しい!!!!!
日下さんの前で飲むのちょっとドキドキでした。
本当に人の心をわしづかみにするお酒。狙って来てるなぁと。

冷蔵庫には佐賀県のお酒にまじって、滋賀県の不老泉があったりで、関西のお酒に出会えると嬉しくなる奴です。

光栄菊のお酒みんな興味津々で手に入らない状態。今後は生もとで、神力と雄山錦を使用したお酒が登場する予定だと言う事で、楽しみです。とチンタラ酒蔵訪問を書いてる内に、神力と雄山錦の予約がはじまってるとのお話。

光栄菊酒造さんのお水は軟水よりの中硬水。井戸は6メートルでポンプで引き上げているそう。
車に乗っている時に、佐賀で祇園川に遭遇し、「佐賀やのに祇園!!」って思ったのやけど、その祇園川の支流に清水川があり、この清水川が名水百選に選ばれていて、上質な水に恵まれた地域。

蔵を訪れる前にランチに連れて行って頂き、佐賀ちゃんぽんに連れて行って頂きました。佐賀県の名物ってあんまりピンと来なくって、そしたら「佐賀牛やムツゴロウの刺身」と言う話が出て、ムツゴロウの刺身は、、、、なんか違うかもって感じで、佐賀ちゃんぽんに。

量が多いよ!とはお伺いしてたけど、めっちゃボリューミーやった。なんか、キクラゲちゃんぽんが有名との事で、隣の席の方のキクラゲちゃんぽんが真っ黒くろすけ状態で、ガン見してしまいました。思い出にこっちにすれば、良かったなぁ。

そして、その①でも書かせて頂いたのですが、小城は羊羹が有名との事で、お土産に、むら雲堂の羊羹を頂きました。
むら雲堂さんは、明治後期からの営業。もっちりとした食感とまわりの生地が
きめの細かいシャリとした砂糖って感じで、関西で食べる羊羹とは全く違って、美味しい。

蔵を訪れると地域の食文化や風土の事も一緒に感じられる事が、面白いし素敵な体験。

今回は貴重なお休みの日に、時間を割いて頂き、本当にありがとうございました。楽しい楽しい時間でした。今度は、山本杜氏にも会えると良いなぁ。というか、会いたいです。

帰りは、久保田駅まで送って頂きました。切符が近距離きっぷと言うのが、ちょっとびっくり。

おわり☆

一献うるうる 〒606-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【2月のお休み☆】2日(日)・11日(火)・24日(月)

【アクセス】

地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

 

 

光栄菊酒造☆酒蔵訪問 その③

光栄菊酒造さんは、現在、日下さんと田下さんと山本杜氏と、山本杜氏の下で働きたいと竹鶴さんで蔵人をやっていた奈良から来た方と、4人で蔵の2階に住み込んでいるそうです。後はパートさんの力を借りて、お酒を醸しています。住み込んでいる2階も見せて頂いたのですが、基地みたいなんです。

面白い梁の形

光栄菊酒造さんの建物が歴史のあるものなので、梁などもめっちゃ立派。

2階からみた景色。壮大な男のロマンに一役買っていると思います。

ハーパーさんののし。山本杜氏と仲良しな木下酒造さんの杜氏ハーパーさん。

設備は全国行脚して、一から手に入れる作業も皆様でされていて、タンクは自分たちで色を塗ったり、山本杜氏は酒造りをするか大工になるか、悩んだぐらい手先の器用な方で、色々なものを手作りされているとの事。物を作りが出来る方は、本当に憧れてしまいます。

山本杜氏が作製された棚

初年度の石数は230~250石程。室が大きいので将来的に400石を目指したいとの事。

室は水害の際に被害にあったので、室ごとジャッキで上げたとの事。地元の方の協力があってこそだとお話されていました。佐賀県の酒蔵さんは仲が良いとの事で瓶をどうするか、ラベルをどうするか色々と教えてくれたとの事。全てが本当に一からの挑戦。

ラベルは光栄菊酒造さんがある三日月町にちなんで、三日月が!!!大好きな漫画「3月のライオン」も三日月町だぁと。三日月町が実際にあるのだと、ちょこっと感動。

秘密基地みたいなお部屋で、色々とお話を聞かせて頂き、試飲もさせて頂きました。

つづく☆

一献うるうる 〒600-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号0753520680

【1月のお休み☆】26日(日)

【アクセス】

地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

 

 

 

光栄菊酒造☆酒蔵訪問 その②

車窓から、見る風景もとても絵になる光栄菊酒造さん。

復活蔵の光栄菊酒造さんは今回ご案内して下さった蔵元日下さん(東京の元テレビディレクター)と専務田下さん(元NHK職員)が、蔵の取材をしたのをきっかけに日本酒の潜在的な需要とこれは自分たちでもやってみたいと言う思いから、立ち上げました。

って一言で言ってしまったらめっちゃ簡単に聞こえますが、苦難の連続だったと言うお話を、日下さんは実に愉快に柔らかな物腰でお話して下さるのでした。

ストーリーがドラマみたいじゃないですか。まったく異業種からの転職。
そしてなんで佐賀なのか?をずーっと疑問だった点は、相棒の田下さんの奥様が佐賀だった事が大きいポイントだと。そりゃ家族がいるとそんな展開になりますよね。
鍋島のあたりに休眠蔵が6件ぐらいあり、その辺りで準備を始めたそうです。

そして誰にお酒を醸して頂くのかと、そこで「風の森」醸造元油長酒造さんを取材させて頂いた関係で、先代の長兵衛さんに頼めたらなぁと。長兵衛さんからもそんな機会があれば声をかけて下さいと言う話になっていた時に、訃報が飛び込んできたとの事、そんな中、愛知県の菊鷹を飲んで衝撃を受け、山本杜氏にお会いしたのが、2017年の春でした。はじめは、愛知県の菊鷹醸造元藤市酒造さんと掛け持ちでお願い出来たらと思っていたそうです。ですが山本杜氏は、新しい土地一本でお酒を醸す道を選ぶのです。

この段階で2年程準備を費やした所が、条件面で折り合いがつかず、流れる形となり、時間が経過したこともあり、その他の眠っていた蔵の免許がなくなってしまうと言う、、、、、

日曜劇場なみの展開。

その後、日下さんは日下さんで、田下さんは田下さんで、色々とつてを辿って探していた所、佐賀県内の建築家さんより、物件を紹介して頂くのでした。

一安心のように見えますが、長く使用されてなかった蔵。痛みがひどかった屋根を全てはりかえたり、設備を一から全国から揃えたり、新たな試行錯誤の日々の始まり。免許の移転が大変だったり、審査に4ヶ月かかったりしてる中で、昨年の夏、九州の豪雨被害によりお酒造りの心臓部分の室が水没するのです。絶対絶命のピンチです。9月の試験醸造をしようと思っていたのも出来ず、山本杜氏は本当に大変だっただろうと。

こ敷地内を大量の水が押し寄せてきたそうです。

めっちゃ素人と目線のお話で恐縮ですが、自分の家のキッチンじゃない所で料理すると上手く出来ない。調味料の場所が違うだけで、味ぶれるし、そんな中、知らない土地で水の資質も違って、データもなくて、設備も今までと違って、【初めて】って困難の連続ですよね。そんな中、試験醸造せずに挑む、本当に凄いです。

日下さんが言うには、山本杜氏は分析に頼らなく味覚のレベルが違うと。

蔵を案内して頂いたのですが、蔵の設備などの写真はNGとの事なので、文章多めの酒蔵訪問です。

つづく☆

一献うるうる 〒600-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号0753520680

【1月のお休み☆】26日

【アクセス】

地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

 

 

 

 

 

 

光栄菊酒造☆酒蔵訪問 その①

2020年の一発目の酒蔵訪問は、佐賀に行って来ました。

佐賀、思ったより遠かった、、、、笑

佐賀県小城市三日月町 光栄菊酒造さんへ。
《小城》と書いて《おぎ》と読むそうで、《こしろ》だと途中までずーっと思っていたょ。
光栄菊酒造さんは、復活蔵なんです。20年程前にお酒造りをやめ、2006年に廃業した蔵の復活。

復活蔵と言うだけでも、食い付いてしまうのやけど、佐賀県まで言ったのは、山本杜氏なんです。山本杜氏、山本克明さん。

一献うるうるでずーっと追っかけて続けていた愛知県「菊鷹」醸造元藤市酒造さんの杜氏さんだった方。一緒にお酒の会を開催させて頂いたりし、お酒以上にお人柄に惚れた方。
だったので、2019年の夏の終わりに衝撃的はニュースを目にし、「なんじゃそれわーーーーーー!!!!!」と叫んだ。
山本杜氏が佐賀に行くー!!!!! 菊鷹どうなるの????? なんで佐賀?????復活蔵なの!!!!!! そして、光栄菊!!!!!! ❮菊❯繋がりなのは、どんな偶然なんや????
ただただ、気になる事が多すぎた私の夏の終わり。

そこからは、光栄菊酒造さんのInstagramを愛読???って言うか、見させていただいて、ドキドキワクワクの日々を過ごした訳です。

2019年12月末に届いた「光栄菊 SNOW CRESCENT」を飲んで、美味しさが凄すぎて、完落ち。
そしてそして、酒蔵訪問と言う素敵な機会を頂く事が、出来たのです。

佐賀駅には、蔵元 日下さんが迎えに来て下さり、車で向かいました。光栄菊酒造さんのある小城は、羊羹が有名。佐賀銘菓「小城ようかん」4万人程の人口で羊羹屋さんが20軒ぐらいあるそう。佐賀の食文化についてやら、色んな話を伺いながら、蔵に向かいました。

つづく☆

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【1月のお休み☆】26日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分