酒蔵訪問

木下酒造☆酒蔵訪問 その①

4月の頭に、京都府京丹後市久美浜の木下酒造さんに酒蔵訪問に行って来ました。

木下酒造さんと言えば、夏酒代表選手「アイスブレイカー」のかわいらしいペンギンラベルのイメージが先に来るけれど、それ以外のお酒はめっちゃくちゃパンチのある子が多いんですよね。

最近は低温熟成だったり冷蔵管理とデリケートな日本酒をどうやって劣化させないか!!を凄く考えられてるのに、木下酒造さんの日本酒は、「夏越し常温熟成」だったりと聞くとびっくりな事されてはるんです。杜氏のハーパーさんは、「うちのお酒は是非とも常温管理して欲しい」と仰るぐらい強いお酒?たくましいというのかな???

そんな感じなのでずっーと気になっいました 。

木下酒造さんは、創業1848年の歴史ある蔵。
久美浜はびっくりするぐらい長閑な所です。長閑すぎて花粉症の私は、花粉症にやられまくりました。飛び巻くってました!!!!!

京都丹後鉄道宮豊線かぶと山駅。無人駅で駅舎もない!!!!!!これどこ通るの??ってぐらいの自然豊な所。駅からすぐの所に蔵はあります。

蔵の入り口部分にはおしゃれにお酒が売られとって、地酒ソフトとか地酒ケーキなんかもありました!!!

つづく☆

一献うるうる 〒600‐8401

京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1

電話番号 0753520680

【4月のお休み☆】22日(日)

松井酒造☆酒蔵訪問 その②

試飲もさせて頂きました!!

「神蔵」はやっぱり香り豊かですね!!!好みだったのは、「富士千歳」火入れのにごり。生酒と火入れでは、驚くぐらい味が違う!!! 口当たりもトローンとしていて美味しかったです。

仕込み水の井戸は一般の方も飲む事が出来ます。柔らかいスルスル飲める優しい味でした。京都の地下水と言えば、伏見!!って感じやけど、こんなによく通っている所で、美味しいお水に出会えるなんて。良いお酒とお水はセットですね。もっと井戸の深さとか、しっかり質問すればよかったなぁと後悔です。

写真がちょっとわかりにくいのですが、盆踊唄の中に、《松井治右衛門》の名前が!!!享保11年(1726)創業より、名乗られてる名前。(現当主で15代目)

歴史が深く、でも海外のお客様が多いと言う事もあって《並行複発酵Tシャツ》があったりと楽しい蔵でした。

MULTIPLE  PARALLEL FERMENTATION=並行複発酵 って書いてあるの。それを松井社長がダウンのジッパーをおろして見せると、みんな大笑い。仕込みバッチリでした。

お忙しい中めちゃくちゃ良くして頂き、ありがとうございました。

おわり。

そうそう、この日の蔵訪問は、にしむらの大将とお客様とstaffと訪れたので、ランチにも行きました!!

出町柳のさるぅ屋バーガー☆ 周りのがみんなが肉ダブルって言うから、私もしたらすげーボリュームだった…笑

 

一献うるうる 〒600‐8401

京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1

電話番号 0753520680

【3月のお休み☆】25日(日)

 

 

 

松井酒造☆酒蔵訪問 その①

3月4日(日)に京都の松井酒造さん「鴨川蔵」に酒蔵訪問に行って来ました!!

「マンションの1階にある蔵だよ!!」とは、噂で聞いていたのですが、何回も前を通っていたのに、全然松井酒造さんだと認識していなかった私。


創業が享保11年(1726)、東一条通り吉田にある洛中最古の蔵。

この日はめちゃくちゃ天気も良く、もう暑いぐらいにお日様サンサンで東にきれいに大文字山が見えました!!が、写真は取り忘れました…

松井酒造さんは、私が訪れた蔵の中でもピカイチなぐらいこじんまりしていました。キラキラしたタンクが並んでいて、そのタンクまでもこじんまりしてます。

現在200石の造り。

最新設備を導入している事から、ほぼ年中お酒造りをしてはります。太陽光発電が設置されていて、蔵に必要な電力を60%賄っているんだって。近代的だ!!

洗米はウッドソン。

むす蔵君。

「鴨川蔵」の特徴の1つである低温発酵が可能なサーマルタンク使用。タンクが二重になっていてその周りの水がまわっています。

生酒は氷点下5度で保たれて保存。

発酵中のもろみの様子も見せて頂きました!! ふわっと良い香り。

麹室。中は、ステンでピカピカで箱麹。

上槽。藪田もこじんまりでまたびっくりです。

最新の設備が入っているけれど、特徴のもう1つが全ての工程が手作業だと言う事。

この日は社長である十五代 松井治右衛門さんに蔵を案内して頂きました!! お話がとても物腰柔らかく、わかりやすかったです。

 

試飲もさせて頂きました!! つづく☆

 

一献うるうる 〒600‐8401

京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1

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【3月のお休み☆】25日(日)

 

北川本家さん☆

1月15日(月)に、京都市伏見の北川本家さんの「丹州山田錦」のお披露目の試飲会にstaffとともに行って来ました!!

入り口では、デッカイお釜にお出迎えされました。何人も人入りそうですよね。インパクト凄い。

北川本家さんは「富翁」ブランドで、酒造り一筋およそ360年のめちゃくちゃ歴史のある蔵。全国新酒鑑評会で4年連続17回金賞受賞されています。

営業の中村さんには、普段から凄くお世話になっいるのですが、近くにいながら私は、はじめて蔵に訪れました。

「丹州山田錦」のお披露目会と言う事で、色々と試飲させていただいたのですが、その写真を取り忘れました、、、、「富翁」の特徴でもあるやわらかい酒質とふんわりとした甘さと、まだ若さのあって美味しい!!!
京都の地酒は、やっぱり「食中酒」として、京料理とおもに歩んで来たのがよくわかるなぁと思いました。

そして、中村さんに蔵を案内して頂きました!!
外から見てるだけでも、大きいなぁと言う印象。

よく蔵に訪れているうちの社長が、来る途中で「あのパイプにお酒が通っているんだよ!!」と。
そんな話を聞きながらだったので、とっても楽しみでした。

まず初めにエレベーターで最上階の5階に。広い。ほんでエレベーターがある蔵にははじめて来たよ。

5階では、洗ったお米が運ばれて来て、蒸し米作業行われていました。
めちゃくちゃ大きな機械。

酒母室。
お伺いした時は、タイミング的にタンクの中は空でした、、、、笑
コンピューターで管理されいます。

麹室
ピカピカの空間。

そして3階部分に。

タンクのこんな大きいのはじめて見ましたょ。1階から3階がタンクになってます。落ちたら、事件ですね、、、、

1階部分。
搾りは、藪田式。

搾りたてのお酒の試飲させて頂きました!! 一献うるうるでも大人気の純米大吟醸「吟の司」のもとになるお酒を。ピチピチしとってフレッシュ感満載。程良い甘さがたまらん。

中村さんのご好意でみせて頂いた所。

歴史を感じます。

来る時にみた建物の中をパイプ通ってる所。
パイプからお酒を押し出すのに水を流すんだって、どこでお酒と水が代わるかの確認は、受けてる部分で、舐めて「お酒や!」「水や!」ってやるみたいで、、、笑えるぐらい原始的ですよね。

酒粕のカットと袋詰め。

大きい機械と手作業の部分と。そのふたつの部分があって「富翁」のやさしいお酒は、造られているんですよね。

お忙しい中、ありがとうございました!!

最後に蔵人だった時の中村さんの写真を。

 

一献うるうる
〒600‐8401
京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1
電話番号 0753520680

藤本酒造☆酒蔵訪問 その②

麹室。

藪田式の搾り機。大きくって、古い!!のが問題だそうで、半分で搾ってるとの事。出来たら、冷蔵庫に藪田をいれたいなぁと。プレハブで囲いたい!!

めっちゃ広い酒母室。バスケットボール出来そうです。

 

ハウルの動く城のようなカッコイイ、ラベルを剥がす機械。

 

ベーシックな今出来る事をしっかりやろう!!と言う思いで、お酒を造られているとの事。

 

 

トロトロ酒蔵訪問の話を書いていたら、どんどん新酒がやって来る時期になって来ました。面白いお酒、登場してるので、また飲みに来てください!!

 

一献うるうる 〒600‐8401
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電話番号 0753520680
【12月のお休み☆】24日(日)

藤本酒造☆酒蔵訪問 その①

ずーっと書けてなかった藤本酒造さんの酒蔵訪問のお話を。

代表銘柄が「神開」の藤本酒造さんは、滋賀県の甲賀市水口にあります。甲賀忍者の里として知られてる所。長閑な所で敷地もひろーい!!

お家も豪邸やなぁ。

信楽焼の狸さんがお出迎え。

創業は江戸時代中期1763年と、めっちゃ歴史のある蔵。
建物が忍び宿だったと言う書物が残っているほど。

蔵元の藤本信行さんと蔵人兼営業担当の清水龍圭さんに蔵を案内して頂きました!!

ラベルがカッコイイのと、手描きのかわいいキャッチーなものがあったりと一度手にすると忘れらへん感じのインパクトがあります。その藤本酒造さんが取り組んではるのが「原点回帰」だそうです。
地元では、8年前ぐらいまでは、上撰が主で純米酒が売れなかったそうです。そこから、世代交代がめちゃくちゃ進んだとの事。あのまま普通酒メインで造り続けていたら、厳しかったかもしれんと。今は、ベーシックな所に力を入れて、お酒造りをされているとの事。

つづく☆

 

一献うるうる 〒600‐8401
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【12月のお休み☆】24日(日)

美冨久酒造☆酒蔵訪問 その③

 

上から仕込みタンクが見れます。ここで、蔵元のお父様より、お話を伺いました!!

美冨久酒造さんと言えば、「三連星」のシリーズ!!!

看板の「美冨久」は、THE山廃!!!どっしり旨みののった燗で楽しみたいお酒やと思うのです。ここの域に到達するまでには、ちょっと時間かかるかなぁと。この域に達するまでに楽しめるのが、華やかなイメージの「三連星」シリーズじゃないかぁと。

またどこかで、「三連星」の話はかけたらいいなぁと思います。

一般の方のも蔵見学を受けつけられている事もあり、お話も分かりやすく楽しかったです。お忙しい中、ありがとうございました。

おわり☆

おまけ

お土産で頂きました!!ほんのりお酒の味がして、幸せになれる甘さでした☆

 

 

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【12月のお休み☆】24日(日)

美冨久酒造☆酒蔵訪問 その②

美冨久酒造さんの広い蔵に。
明治初期建築の建物の移築だそうです。
現在は1000石程の造り。

井戸。汲み上げたものをろ過して使用。三重県の鈴鹿山脈から流れる伏流水の軟水。浅井戸7~8メートル。美冨久酒造さんと言えば「山廃」。山廃は水にミネラル分がないとアカンそうです。

甑。

藪田式の搾り機。

レンガタッチの麹室。籾殻をいれて、断熱をはかっています。

酒母室。広い!!! この部屋のしたがなんと地下になっていて、貯蔵庫に。

仕込みがはじまっていたので、タンクも覗いて見せて頂きました!!いい香りです。

 

つづく☆

 

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【12月のお休み☆】3日(日)・24日(日)

美冨久酒造☆酒蔵訪問 その①

笑四季酒造さんの後は、同じ水口の美冨久酒造さんに。
滋賀県は街道沿いに蔵があるなぁと。

美冨久酒造さんは、なんと一般の方も蔵見学が出来る蔵です。
大正6年(1917)に創業。今年でちょうど100年目!!!

この日は、蔵元不在と言うことで、蔵元のお父様に蔵を案内して頂きました!!

美冨久酒造さんの蔵は予想以上に大きいのです。3000石ぐらい造れるキャパがあるそうです。

つづく☆

 

一献うるうる 〒600‐8401
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【12月のお休み☆】3日(日)・24日(日)

笑四季酒造☆酒蔵訪問 その③

笑四季酒造さんは、現在500石ぐらいの造り。竹島さんが蔵に来た10年前は、60石ぐらいで地元にむけた普通酒メインで造られてたそう。

現在は、本醸造、普通酒を廃止して、全量純米化。無濾過、無加水、無調整の上澄みだけをひいたものに。

瓶詰め後は、瓶燗火入れ。
ゆっくりと温度を上げていきゆっくり冷やして行くそう。
一回で160本の瓶が入ります。あげるのに30分、冷ますのに20分。30分かけてあげないと瓶が割れるんだって。
「本当は、生酒だけでやりたいけれど、流通的にも難しい」との事。

試飲もさせて頂きました!!
なんと黒ラベルの一本目の新酒を。おりが絡んでおり、甘めで美味しかったです。

ここ最近、笑四季酒造さんのお酒を飲んでいて、「あれ??なんか違う…」と思う事がたたあったんです。そしたら、辛口ブームがまた来るとのお話で、お酒を辛口にふってはったんだって。この新酒からは、甘めなお酒に戻しつつの再スタートとの事でした。
甘めだと、グルコースが多めなので、味がしまるそうです。

蔵に行くと本当に勉強になります。一回行ったから、、、、じゃなく行く度に発見があって、面白いです。
お忙しい中、詳しくありがとうございました。

ちなみに仕込み水は、「井上鉱山」(大津市平津西山)のお水を汲みに行って使われているとの事でした。

おわり☆

 

 

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【11月のお休み☆】30日(木)
【12月のお休み☆】3日(日)・24日(日)