都美人酒造☆酒蔵訪問 その②


蔵の内部へ。

▶洗米機❮ウッドソン❯ウッドソンの所増えましたよね。

▶甑(お米を蒸す所)

▶放冷機(蒸米を適正な温度まで下げる)

▶麹室 【都美人さんのこだわりポイント】
パッと見て冷蔵コンテナかと思う様な大きさ。こんなに大きいのは初めてみたかも。
都美人で設計したオーダーメイド。麹の状態によって三段階に部屋が別れていて、こだわりの5部屋。

①の部屋:蒸したお米をひきこむ部屋。
②の部屋:次の日に麹を育てて行く部屋
③の部屋:出来上がった麹を冷やすための部屋
①②の部屋は、2つずつあって、こうする事で前後の麹とかちあう事なく、麹室で育てて行く事が出来る。

中はピカピカステンレス。

現在の石高は600石位だが、桶売りをやっていた歴史から大きいタンクが並んでます。
(桶売りとは??造ったお酒を自分たちで販売せず、別の酒蔵で販売する事)

▶酒母室(お酒の元になる酒母を仕込む部屋)酒母タンクの多さにこれまたビックリ。

酒母タンクに蒸し米を投入します。小さいタンクで酒母を仕込み、酵母を増やします。

酵母は泡ありを使用 《限定流通の山廃は全て泡あり。》【都美人さんのこだわりポイント】

世の中の主流は泡なし酵母。手間が掛からず、生産効率が上がるからなどなど。都美人さんが泡ありにこだわるのは、理想の酒質に持っていける。(芯がしっかりしてダレない。熟成向き)泡の状態で発酵の状況を見極められるそうです。

▶天秤搾り 【都美人さんのこだわりポイント】
お酒の搾りには、薮田も使ってますが、テコの原理を応用した搾りを復活させました。全国でもやっている所少なくは、滋賀の不老泉さん、福岡の田中六五さんなど数蔵。
柱に差した長さ7.5メートルの大きい棒の先に約1トンの石をぶら下げて、槽に入った袋入りの醪を搾ります。石のバランスを見ながら、二昼夜かかります。機械搾り(薮田)よりめっちゃ時間がかかりますが、柔らかい味わいに仕上がります。

限定されたお酒だけを天秤搾りで、後は薮田です。

その他にも、蔵が大量生産していた時の名残の大きな機械も見せて頂きました。使う訳でもないけど、処分するにもめっちゃお金がかかるので、置いたままになっている過去の遺物です。

貯蔵は、瓶もタンクもされてるそうです。

火入れの仕方、設備とかは、確認し忘れました。こういう聞き忘れっていつも帰ってから、あっ!!ってなる奴。

都美人の名前入りのベンチもありました!!

つづく☆

 

一献うるうる

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