日別アーカイブ: 2019年9月24日

町田酒造店☆酒蔵訪問 その③

町田酒造店さんが「町田酒造」ブランドで目指している所は、フレッシュで綺麗な酸味。OLさんに飲んでもらえるお酒だそうです。フレッシュのまま出荷したいと。

地元流通のお酒は、じゃかん火入れ。

保管用の冷蔵庫は3台あるけれど、溜まり混む事はないそう。ドンドン出荷ですもんね。

酵母は、協会1801と群馬の酵母を。

ラベル張る所。

町田さんは、人気のお酒は、飲んで即分析とおっしゃってました。こういう事って、凄く大事ですよね。飲食店に置き換えても、勉強になるお話だと思いました。

蔵を見せて頂いた後は、町田さんにお昼ご飯に連れて行って頂きました。
この後の話が面白い。

バンバン準備中と書かれたお店に、ドカドカと入って行く町田さん。お店のお姉さんにも「まだ電気つけてないよー!!!」と言われているし。
オーダーも「いつもの」って注文されたので、「メニューのどれですか?」と確認すると、メニューにないものだったり。

これがメニューにない、いつもの。かまぼこが入っているチャーハンがお家ぽくって良かった。後、チャチャと言う美人さんの猫さんがいたり。この猫さん全く人見知りせず、どんどんお膝に乗って甘えてきます。可愛らしかったけれど、写真ありません。写真撮るより、甘えて来る方が速かった!!!!

その後は、めっちゃ有難い事に駅まで送って頂き、群馬県前橋の酒屋「高橋与酒店」さんに案内して頂きました。新前橋駅のすぐ近くにあります。
群馬県の地酒を探すなら、ここってお店で、「うわぁーこれ飲んで見たかったよ」にかなり出会いました。
もちろん、京都ではお目にかかれないものばかり。
貴娘酒造さん 「咲耶美」
牧野酒造さん「大盃」
土田酒造さん「土田」
分福酒造「分福」
とGET致しました。今まで、酒蔵に行っても現地の酒屋さんに行った事がなかったので、このような機会を作って頂いて、嬉しかったです。
そして群馬県の日本酒にますます興味が湧いた酒蔵訪問でした。また、群馬の蔵に行きたい。

町田さんお忙しい中、本当にありがとうございました。楽しかったです。

おわり☆

一献うるうる 〒601-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【9月のお休み☆】29日(日)
【10月のお休み☆】6日(日)・20日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

町田酒造店☆酒蔵訪問 その②

蔵の中を見せて頂きました。

洗米。ウッドソンで。

甑。なんと和釜。

火力の強い重油バーナーで。

放令機

麹室。
清掃が終わった後だったので、中は見せて貰う事が出来なかったのですが、室の素材はベニア。古いやり方の蓋麹法。小蓋で。
製麹の量が限られているので、現在、町田酒造店さんは650石の造りだそう。
出麹後はカリカリに放令。一週間ぐらい枯らす時もあるそう。ここでカリカリに乾燥する事は、凄く大事みたいです。酒質のきれいな蔵に行くとみんなこの話をします。湿ったまんま冷えて行くと余分な菌が増えやすくなるそうです。

仕込み蔵。

仕込みは、サーマルタンク使用。機械化出来るものは機械化。

全量普通速醸。

上槽。薮田式。
この搾った後が、町田酒造店さんの特徴だと思うのですが、搾ったらタンクに取らず、即詰めます。薮田からホースをつないで、フレッシュなガス感も残したいので、このホースも短くして詰めます。本当に本当の無濾過の直汲み。
95%はこうしていて、火入れも直汲み。地元流通の大衆のお酒な、タンクに入って保存。
お酒の貯蔵は考えていないと。搾った日が積める日で、尚且つ出荷する日。凄く大変な作業なので、大手さんは絶対にやらないと。小さい蔵なので、この隙間隙間を狙って行く事が大事だと。

「町田酒造」ブランドのキラキラクリアの秘密はここに合ったんですね。

つづく☆

一献うるうる 〒601-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【9月のお休み☆】29日(日)
【10月のお休み☆】6日(日)・20日(日)
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