月別アーカイブ: 2020年3月

瀬古酒造☆酒蔵訪問 その④

試飲もさせて頂きました!!

先程見せて頂いた井戸の仕込み水も。柔らかくって美味しい。
そして、普段では絶対体験出来ないことも、、、、して頂きました。

タンクからの直汲みを!!!!!
みんなで、ワクワクしながらスマホを持って、眺めました。

直汲みして頂いたお酒は、忍者 純米吟醸 無濾過生原酒 滋賀県産の吟吹雪を使用したお酒です。特別感があって、ピチピチしていて美味しい。
忍者は、俊敏は動きをするタイプの忍者じゃなく、その忍者たちをまとめる中間管理職的な味わい。

蔵から見える油日神社。大きな鳥居は見えるけれど、到着するのに2キロ位あるそうで、訪れる事は出来なかったけれど。
ドラマや映画の撮影でも使用されるそうです。

みんなで、ワイワイととても楽しい蔵訪問でした。
油日駅で行きしなの瓶の惨劇に気を取られて、ICカードの処理するの忘れたぽく帰りに電車に乗れない西尾さん。
色々と楽しかった。

お忙しい所、こんな機会を作って頂いて本当にありがとうございました。

駅に居た信楽焼のたぬきさんも忍者仕様でした。

おわり☆

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【4月のお休み☆】5日(日)・11日(土)・12日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

瀬古酒造☆酒蔵訪問 その③

麹室も見せて頂きました。

素材はベニヤ。室温を30℃から40℃である程度の湿度に保った部屋で作業は行われます。部屋を酸欠の状態にすることで、酸素を求めて麹菌の胞子が、蒸し米の中に入って行くそうです。
瀬古酒造さんは、全て「総破精込み」と言う麹菌がしっかりと繁殖した状態にされるそうです。そうする事で、濃醇なお酒が出来上がるとの事。
ここら辺の話は、たくさんして頂いたのですが、専門的な事が多く理解が追い付いていません。
大事な事は雑菌に汚染されないように、あまり触らないのが重要との事でした。

少し前まで、パック酒をされていたそうですが、やればやるほど、損をするし(大手には敵わない)との事で、今はされていないそう。パック酒の素材が高いんだって。私たち消費者が普段知らない話とかが、ちょこちょこ飛び出して来ます。

酒母造り《もと》はここらへんで。

二個《もと》ではなく、一個ずつ《もと》をたてるそうです。


醪造り

タンクの中も見せて頂きました。

ブクブクと良い香り

しかし、この空間が寒かった事!!!!!めっちゃひんやりです。

上槽は籔田式

SFフィルター。濾過の機械。

蛇管火入れ

貯蔵は原酒のままで詰める時に調整。ブレンドもしているそうです。

仕込み水は蔵の中にある井戸で。その井戸も見せて頂きました。こんな所に井戸があるのね!と言う驚きの場所にありました。

このあと、試飲もさせて頂きました。
そして、とても特別な事を体験させて頂いたのでした。

つづく☆

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【4月前半のお休み☆】5日(日)・11日(土)・12日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

瀬古酒造☆酒蔵訪問 その②

瀬古酒造さんはお米屋さんから転向して明治2年創業で、上野さんで4代目。
地元のお米と純米酒にこだわったお酒造りをしている蔵。
代表銘柄【大甲賀】【忍者】

戦争中は【雄星】と言う銘柄のお酒も造っており、今も地元流通で出しているとの事。戦争中は強そうな、いかにも勝ちそうな、名前のお酒が多かったらしく、名前も時代を表しますよね。
【忍者】は先代の頃に商標登録。甲賀忍者の里で、この商標よくとれたなと。
お客様とお話いていて、意外に《甲賀忍者》を知らなくて、忍者で出て来るのが、《伊賀忍者》なんですが、もともとは一緒のものだったとの事。

蔵の中へ。
意外に意外に大きい。今の造りは400石。先代の頃は2000石醸造していたので、機械も大きい。2階建てになっており、2階にあがってお話を伺いました。
洗米。
とにかく驚いたのは、洗米の後、浸積具合をストップウオッチで秒単位で測ったりしないんだって。良い意味で素敵にざっくり。


前日の夕方に洗って、次の日に蒸します。

放冷機
熱を吸い出して冷やします。スピード大事。大吟醸は自然放冷。

放冷したら、1階からエアシューターで吸い上げます。

四角い所を開けて頂くと、下にタンクが、、、、2階やし覗き込む時、ドキドキします。

続いて麹室へ。中も見せて頂きました。

つづく☆

 

一献うるうる 〒601-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号 0753520680

【3月のお休み☆】15日(日)・22日(日)

【アクセス】

地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

 

瀬古酒造☆酒蔵訪問 その①

ある日、滋賀県甲賀市甲賀の「忍者」醸造元、瀬古酒造さんに行って来ました。
忍者の里と言われている甲賀です。

今回の酒蔵訪問はちょっと豪華で、一献うるうるが「忍者」を取引させて頂いている滋賀県小川酒店の布施さんと、布施さんを一献うるうるに紹介して下さったフードジャーナル社の西尾さん、うるうるのお客様、staffと一緒にワイワイと行ったのでした。
甲賀市は琵琶湖の南に位置し、昔から交通の要所として栄えた所。
なので酒蔵も多いのです。笑四季酒造さん、藤本酒造さん、美冨久酒造さん、安井酒造場さんを過去に訪れました。
今やったら、私がはまっている朝ドラの「スカーレット」も甲賀の信楽が舞台です。

最寄り駅は油日駅。
なんて読むねん!!からはじまったのですが、これで《あぶらひ》と申します。捻りなしのそのままです。
駅に着くと、忍者がお出迎えです。みんなで忍者と一緒に写真撮ろう撮ろうと盛り上がり、「誰かシャッター押して下さいー!」「撮りますよー!」と布施さん。「わーい!」となったのは、束の間、ガシャーン!!!!!!!!と激しい音が、、、、、、、何ごとですか???

布施さんが蔵にお土産に持って来たビールが…。

椅子に置いたはずが、この椅子が斜めになっていて、この惨劇。さすが忍者の里。一筋縄では行きません。そして、西尾さんが「昔から布施くんは、そう言う所あるねん」と。
出だしから、賑やかです。

油日駅から歩いて5分ぐらいの場所にある瀬古酒造さん。
瀬古酒造やのに、蔵元は上野敏行さん。代々続いていた蔵を継いだのではなく、異色の経歴なんです。埼玉県出身で東京で広告やPR関係のお仕事をされていて、そこで、瀬古酒造さんの娘さんと出会い、お酒に惚れ込み、蔵に飛び込まれたのです。でも、奥様は東京でフランス向けの広告やPR関係の会社を経営されていると言う。全く無縁の地で、蔵元になるとは、凄い。

「忍者」のラベルデザイン、紙の素材も含め、洗練されたものだと思っていたのですが、その秘密はこんな所にあったのですね。

つづく☆

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【3月のお休み☆】15日(日)・22日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

天吹酒造☆酒蔵訪問 その③

昭和35年ぐらいまで、使用していた木桶。今は木桶職人さんはほぼいないので、貴重な物ですよね。

使い続けないと乾燥して割れてしまうとの事。
今、注目させている木桶。使用前には自然素材の柿渋を塗って手入れをされていたそうです。歴史を感じる空間でした。

有形文化財の貯蔵庫。丘を掘って造られたそうです。ひんやりと静謐。

この後、試飲もさせて頂きました。

このスペース、本当に立派です。花酵母の香りを楽しむために、ワイングラスで試飲。

純米大吟醸 生もと造り 雄町 シャクナゲ酵母 この日本酒が面白く気に入りました。一口飲んだ時は生もとぽくないし、静かな香りって感じで食中酒やなぁと。そして温度が上がる内に現れる生もとぽさとコク。燗酒にしても良い感じでした。

花酵母の日本酒は、実に幅が広い。キュートないちご酵母は食前酒やし、燗酒と相性の良いものは、晩酌でチビチビやるのもよし、バナナ酵母はデザート酒として食後酒にもなるし、一つの蔵で造られているお酒で、こんなに色んなシーンに対応出来るのって、素晴らしいですよね。

そしてお昼ご飯を食べるなら、どこが良いかと言う話になり、久留米市の有名ラーメン屋さんを教えて頂くのでした。

花酵母の会の時もとても良くして頂きましたが、会長には駅まで迎えに来て頂いたり、オススメラーメン屋さんにも送って頂いたり、至れり尽くせりでした。

このラーメン屋さん、平日のもかかわらず長蛇の列。人気店を実感です。OLさんもがランチで来てて、ビックリでした。(私の中では、OLさんはお昼にラーメン食べへんやろと思っていたので。)

花酵母の日本酒の世界、知れば知る程、面白いです。

お忙しい所、本当にありがとうございました。

おわり☆

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【3月のお休み☆】15日(日)・22日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

天吹酒造☆酒蔵訪問 その②

佐賀県 天吹酒造さんの蔵訪問の続き。

仕込みをしている蔵、大きいです。入ってすぐたくさんのタンクが、、、、
色んな花酵母のお酒が仕込まれています。

ツルバラの花酵母とか、珍しい。

足場を登って、タンクの中もみせて頂きました。ずーっと良い香りが漂ってます。落ちたらどうしようとビビりながら、ブクブクしたのとへっぴり腰で、眺めます。ブクブクしているのは、アルコール化する時に、二酸化炭素を生成するから。

一献うるうるでも大人気のバナナ酵母。これは本当にびっくりするぐらいバナナです。

そしてキュートな香りを放っているいちご酵母。このいちご酵母のタンクをみせて頂いてる時に、会長にいちご酵母にはいちごを食べながら飲むのが、相性が良いと教えて頂き、花酵母の会の時に採用させて頂きました。
天吹酒造さんは、2000石は造っているので、設備も立派です。

洗米 ウッドソン

甑と放冷機

麹室 素材は杉。

上槽
純米大吟醸は、佐瀬色で搾り、後は薮田式で。

火入れはプレートヒーターで。

こんな所にも天吹です。

天吹酒造さんの蔵人さんは、季節雇用ではなく、全員社員さん。杜氏さんも社員杜氏との事。お酒造りをしていない時期は、イベントや試飲会に行って、直接お客様とふれあい、お酒の説明をしたりする機会を大切にしているそうです。
一般の方も予約をすれば、平日は蔵見学を受け入れてくれてる訳ですね。

イベントがある時に開放されるスペース。

広くって立派で、昔使っていた木桶もありました。

づづく☆

一献うるうる 〒600-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号 0753520680

【3月のお休み☆】15日(日)・22日(日)

【アクセス】

地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分