西出酒造☆酒蔵訪問 その①


先日、石川県小松市粟津にある「春心」醸造元、西出酒造さんに行って来ました。

粟津は、温泉地で加賀温泉郷の中でも最も古い1300年以上の歴史をもちます。ただ、廃墟になった旅館もあったりと少し寂しい感じでした。コロナの影響なのか、どうなのか。温泉地って全国的に寂しい所、ドンドン増えてるなぁ。

❮出会い❯

元々、一献うるうるで取り扱う石川県の日本酒を探していて、これや!!っ出会えた蔵元さん。「春心」は、個性的な酸と旨味。口当たりもギユッとしてて、どこか懐かしい感じで、今ぽさと昔ぽさのバランスが面白かった。
そして、凄い小さい復活蔵と言う事。酒屋さんの熱量が凄かった事、色々と興味のある要素が沢山だった。

初めて飲んだのが、今年の1月。トントン拍子で蔵までやって来ました。

❮歴史❯

蔵では、蔵元杜氏西出裕恒さんにお話を伺いました。(五代目当主)

創業 1913年(大正2年) 元々お米屋さんからの転業。109年目。

1996年(平成8年)に経営難に陥り、別の経営者の手に。四代目蔵元のお父様は社員になり、酒銘「春心」は「金紋」に。桶買いを軸足に営業。中学2年生の話。

裕恒さんは、一旦は大学に入学したものの、19歳で大学を中退し、農口尚彦氏の指揮をとっている「常きげん」鹿野酒造で蔵人修行に。

2006年 鹿野酒造を辞する。お父様と働く。

2012年 お父様が倒れる。蔵の経営者から「手を引く」と。

2014年(平成26年) 蔵を買い戻し、五代目蔵元に就任。金紋酒造から西出酒造に戻して、「春心」を造り始めました。

「春心」春を待ちわびる心。北陸のめっちゃ寒い所だからこそ、余計に響く銘柄。

蔵の中に。

つづく☆

 

一献うるうる

〒600-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号0753520680

【営業時間】17時~23時(お料理L.O22時 お酒L.o22時半)

【10月のお休み☆】26日(水)

【アクセス】

地下鉄「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分