月別アーカイブ: 2018年5月

大倉本家☆酒蔵訪問 その④

大倉本家さんと言えば、「山廃」と水もと仕込みの「濁酒」

以前、「濁酒」を頂いた時から、このお酒どうやって出来てるのだろうって謎だったんですよね。蒸し米の変わりに生米を使うのが特徴って認識だったのですが、、、

大倉本家さんでお伺いしたお話。
「生米を水につけて、1週間置いて腐ってきたら蒸す!!」って話でした。

もともとの《水もと》のルーツは、菩提もと。
《菩提もと》とは?
室町時代に奈良・菩提寺正暦寺において、創醸された醸造法。当時の美味しいお酒の多くはお坊さん達において造られていてお寺は、お酒造りの発達に大きな役割を果たしていたと言う歴史があります。

水もと仕込みの濁酒は、神社用のお酒として大倉本家さんは昭和7年から製造し、伏見稲荷大社や県内近県の神社に納めています。

水もと仕込み濁酒は、発酵した「醪」を濾さずにそのまま瓶詰めしています。なのでお粥さんみたいで「飲む」と言うより「食べる」ような感じかな。

そのお粥さんみたいな感じなので、どーやって瓶詰めしてるのだろう、、、って思ってて、お伺いした話をもとに、絵を書いてみたらこんな感じ!!!!

ホースを通して一本一本手作業で瓶詰めして行きます。これは大変だ!!と思いました。このホースはどんなホースなんだろう、、、と今になって浮かぶ疑問も、、、。もう一度、濁酒の話はお伺いしたいなぁ、、、と言うのが本音です。

今回の蔵訪問はとても天気が良く遠足気分でした。そして親切にかつ丁寧に蔵を案内して頂き、楽しい蔵訪問でした。ありがとうございました!!!

おわり☆

凄く良いお天気だったのに、京都に戻って来た頃には、雨が降りだすと言う、、、笑

一献うるうる 〒600‐8401

京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1

電話番号 0753520680

【6月のお休み☆】14日(木)・19日(火)・28日(木)

 

 

 

 

 

 

大倉本家☆酒蔵訪問 その③

酒母が出来ると下ろして3回にわけて仕込みます。

搾りは藪田で。

貯蔵は右側のコンテナで瓶貯蔵。後はサーマルタンクでも。

その後、贅沢にも試飲もさせて頂きました!!かわいらしいレトロな試飲スペースです。

大倉本家さんのお酒は、山廃やししっかりしとって、厚みのあるお酒やと思います。でも飲んだ後が優しいんですよね。そう言う所がとっても好きなお酒たちでした。

そして、かしわ餅と昆布茶も出して頂きました!!湯飲みには、金鼓の文字が!!ほっこりです。

【今後の展開は? 】時代を追いかけていく事はしたくないと。生酒を熟成して行く事をやって行きたいと。

お酒の熟成の世界は本当に奥が深いと思うので、これからがめっちゃ楽しみだなぁと。

つづく☆

 

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【5月のお休み☆】16日(水)

大倉本家☆酒蔵訪問 その②

蔵を案内して頂きました!!

まずはは洗米。ウッドソンで。

脱水機 いらん水分を飛ばします。

甑。蒸したら路上放冷。

大倉本家さんは昔の最盛期6000石ぐらい造っていたと言う事で、蔵は広い!!!大型の設備もいました。平成12年~15年まで休蔵。その後紆余曲折を経て現在の蔵元大倉隆彦さんが蔵を再開。現在はほぼ2人で酒造りをされているとの事。

平成20年に作り直した麹室。秋田杉で完全オーダーメイド。そこを昨年、また大きくされはりました。

木のいい香りがめっちゃします。写真ではわかりにくいのやけど、麹室は3部屋になっています。麹は湿気た環境から、だんだんと部屋を移して乾かして行くのだそう。3日間かけて行われ、2日目がめっちゃくちゃ大変。夜中の作業もあるので、寝過ごしたらアカンから、この中で寝た事もあるんだって。でも起きたら汗まみれで大変な事に、、、、、。

2階の酒母室へ。階段がめっちゃ急やん。

上から見たら、こんな感じ。

大倉本家さんと言えば、「山廃」のイメージ。速醸もされているけれど、山廃の熟成の様に出来上がってくる感じが、好きとの事でした。

広い!!! 速醸に比べ山廃は酒母が完成するのに40日ぐらいかかるので、スペースが必要。

そして、出来た酒母をおろす作業はなんと手作業。あの急な階段をですよ!!!!わたしはただ下りるだけで怖かったのに、、、、

 

そろそろ眠たくなってきたので、つづく☆

 

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【5月のお休み☆】16日(水)

大倉本家☆酒蔵訪問 その①

ゴールデンウィークの最終日に奈良県香芝市の大倉本家さんに、お客様と一緒に酒蔵訪問に行って来ました!!

京都からだと、丹波橋から近鉄特急で大和八木に、そこで乗り換えて近鉄五位堂に。この日はめちゃくちゃ天気も良く遠足日和でした。近鉄五位堂から、車で10分ぐらいの所に大倉本家さんはあります。

良い天気だったので、二上山(大阪と奈良の県境にある山)がきれいに見えました。

二上山の麓、自然と歴史のある所で明治29年(1896)創業。

金鼓の樽が両脇にあるめっちゃ立派な門。

その先にどーんと飛び込んで来るこれまた立派な母屋。
母屋の建築方式が【大和棟造り】奈良盆地を中心に関西地方の民家で用いられているんだって。草葺と屋根瓦で構成されとって美しい。現在、職人さんの数も減って来て維持するのが大変との事でした。

中に入ると天井高い!!!!!

凄くかわいらしい息子くんが宿題をしており、笑顔で迎えて頂きました!!
そしてこの日は、蔵元の大倉隆彦さんに蔵を案内して頂きました!!

つづく☆

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京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1
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【5月のお休み☆】16日(水)

5月6日(日)・7日(月)☆お休み☆

いつも一献うるうるをご利用頂きありがとうございます!!

ゴールデンウィーク中はたくさんのご来店ありがとうございました。満席続きでご案内出来なかったお客様も多くごめんなさいでした。

5月6日(日)・7日(月)と連休とさせて頂きます!!宜しくお願いします☆

明日はお客様と一緒に、奈良県 「金鼓」「大倉」醸造元、大倉本家さんに蔵訪問に行って来ます!!
大倉と言えば水もとの「濁酒」このお酒を飲んだ時のインパクトが凄かったです。歴史が深い奈良県だからこそのお酒なのかぁと思う。
水もとの話、聞いてみたい!!!
楽しみです。

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【5月のお休み☆】6日(日)・7日(月)・16日(水)