酒蔵訪問

上原酒造☆酒蔵訪問 その②

蔵を案内して頂きました!!

上原酒造さんのお酒造り
【酵母無添加の山廃仕込み】
蔵付き酵母が自然に酒母に入り育つのを、ゆっくりじっくり待ちます。他の蔵では、人工的に培養された酵母を添加するのやけど、それを一切しません。
ただ、汚染されたらアカンので、年内は速醸を、年明けから山廃を仕込むそうです。

酒母室。ここに蔵付き酵母がいはるのです。狭いので、配置を間違えると作業が難航する事も。

新しくなった麹室 素材はふしのない杉。水分をよく吸ってくれるそうです。ステンレスだと温度管理を機械でするのだけど、それは、うちは違うよなぁと上原社長。

【木の甑】お米を蒸します。これもめっちゃ珍しい。
使われない夏場に木が縮むので、使い始めるまでに水を大量に吸わせてからでないと使えなかったりと、手入れも大変。

【木桶仕込み】
こちらも夏場に柿渋を塗って、劣化のスピードをさげています。木桶自体、日本で現在生産されい所が一つしかないので、めっちゃ大切なもの。

この梯子も柿渋を塗って大切にされている物の一つです。

手間がかかると言われる事を大事にされている蔵。レトロな物が多く、タイムスリップみたいだなぁと。

つづく☆

一献うるうる 〒600‐8401
京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1
電話番号 0753520680
【11月のお休み☆】21日(火)・30日(木)

上原酒造☆酒蔵訪問 その①

 

滋賀県高島市新旭町の上原酒造さんに酒蔵訪問に。
上原酒造さんと言えば「不老泉」めっちゃくちゃファンが多い蔵ですよね。

1862年創業。
蔵がたくさんある滋賀県の中でも、めっちゃコアな蔵やと思います。お酒造りに関する事が、今まで訪れた蔵とは、ちょっと違うのです!!

玄関まわりから、素敵です。

そしてそして、じゃぶじゃぶと水が涌き出ています。びっくりです。比良山系伏流水でまろやか。自由に飲めるのも、また素敵。

仕込みがはじまったばかりのお忙しい中、上原績社長に蔵を案内して頂きました!!
タイムスリップしたかのような酒造りのお話は、また次回に。

つづく☆

 

 

一献うるうる 〒600‐8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601‐1
電話番号 0753520680
【11月のお休み☆】21日(火)・30日(木)

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その④

試飲☆

右っ側が「雨垂れ石を穿つ」特別純米十水仕込
江戸時代の手法である「十水仕込」同量の米と水で仕込みます。現在では、ほとんど行われていない手法だそう。

《十水仕込 米10石:水10石》
《現在の一般的 米10石:水12~13石》

なので、水が少ない訳やから、濃いお酒が出来る。
このお酒は、本当にたまらなく美味しくって、燗との相性も抜群。

それ以外のお酒も美味しく試飲させて頂きました!!!

データ管理の話、最新の設備、そしてこの江戸時代の手法を取り入れたり、お酒造りに関する考えも含め、面白いなぁと。

 

そして、この日は、畑(はた)の棚田も案内して頂きました!!

ここは滋賀県で唯一「日本の棚田百選」に選ばれた所。天気も良かったので、空の青さと空気のキレイさ。懐かしい日本の風景やなぁと癒されます。

この棚田でこしひかりが造られ、「萩乃露  里山」が生まれます。

棚田を維持して行くのは大変な事で、凄い山の中でお米を造るにも厳しい農業環境、野生の動物のよる被害だったりなどから、存続の危機に瀕してます。

色々とある問題の中で「里山」を通して、棚田の保全のも取り組まれているとの事。

あたしとかは、フラッと行ったから、癒されるなぁとか、呑気な事を思ってしまいましたが、地域あってこそのお酒造りなんだと改めて考えさせられました。

 

お忙しい中、福井社長には、本当に良くして頂き楽しい楽しい一時でした。

本当にありがとうございました。

おわり☆

 

 

一献うるうる 〒600-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号 0753520680

【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

 

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その③

基本骨太のお酒を造ってはる福井弥平商店さんの酒造りは、きちんとスケジュールを来年2月22日頃まで、決めて動いてはるとの事。杜氏さんは、10月20日に蔵にきはったんですが、夏頃から打ち合わせを重ねて、酒造りをされてはります。

麹室は2つあって、仕込みたいお酒によって使い分けているとの事。

ピカピカのステンレスの壁の麹室と木造の麹室。
麹室が2つあるのは、初めて見ました!!

枯らし場。

搾りは、藪田式で。写真ではちょっとわかりにくいけど、、、

 

データをきちんと取ってお酒の酒質の管理をされてます。

杜氏さんは「能登杜氏」で、27BYから変わられて、福井社長と歳の近い方になられたとの事。歳が近いと言う事で味の感性も近く、一緒に方向性を決めてお酒造りを進めれています。
常に先を先を見られていて、30年後、萩乃露はどうなっているのだろうか?と。
お話一つ一つが、勉強になります。

試飲もさせて頂きました!!
このお話はまた、次回に。

つづく☆

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その②

造りがはじまっており、お忙しい中、蔵を見せて頂きました!!
初洗いが10月26日だったそうです。

建物も200年以上経っている凄いいいお屋敷です。昔の電気の配線が見えたり、、、、

まずはじめに瓶場。
瓶場は、とっても大事な所。火入れ処理は瓶燗火入れをほぼ辞めて、プレートヒーターで正確な温度管理を。瓶燗だとむらが出たりするので。

洗いなどに使う水は、駅裏の比良山系よりパイプで水を引いてきてます。

洗米は、ウッドソン。

生酒では、サーマルタンクも使って保存。
サーマルタンクは、高さがあるので足場を組んで作業し無駄な作業を減らしているとの事。

蔵は広いなと言う印象をうけました!!

つづく☆

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
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【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その①

10月31日(火)、滋賀県の酒蔵に行って来ました!!
今回は、贅沢にも二つの蔵に☆☆

先に訪れたのが、「萩乃露」の福井弥平商店さん。滋賀県高島市にある260年以上歴史のある蔵です。

最寄り駅はJR湖西線の近江高島駅。

駅を降りると巨大なガリバー像がお出迎えしてくれはります。

ここんとこ、雨、雨、雨ばかりでしたが、今日は、めっちゃいいお天気。
昨日だと、湖西線が停まっていたりしたそうです。

福井弥平商店さんの代表取締役社長である福井 毅さんとは、一献うるうるがオープンした時にお祝いに来て頂いたり、お酒の会を開催したりと、とってもとってもお世話になっている方です。
お話がとても楽しく、色々とたくさんの事に驚く程詳しい福井さんに、蔵を案内して頂きました!!!

つづく☆

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
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【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

招徳酒造☆酒蔵訪問

9月18日(月)に行われた招徳酒造さんとのお酒の会の打ち合わせの際に、蔵も案内して頂きました!!
招徳酒造さんを訪れるのは、2回目です。前回に訪れたのは、2年前の夏。その後、招徳酒造さんは、設備をガラッと新しいものを、導入されはりました。

なので、蔵の中が、めっちゃスッキリしてるー!!と言うのが、第一印象でした。

洗米はウッドソンに。お米を蒸す甑。

お酒造りの心臓部と言われる麹室。ピカピカのステンレス。

搾りは藪田式。

 

招徳酒造さんのお酒は、本当に渋くって、奥が深い。一口飲んで、「うわぁー美味しい!!」と言う華やかなタイプではないと思う。やけど、お料理と合わせた時の酸の感じとか、深みがあって、本当に面白いと思う。

毎年、改良出来る所はし、新しい事にチャレンジされてるとの事。

人見知りのわたしは、全く、上手くお話を伺う事が出来なかったけど、お忙し中、お時間頂きまして、ありがとうございました。

おわり☆

 

一献うるうる  〒600-8401

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【10月のお休み☆】1日(日)・9日(月)・31日(火)

 

冨田酒造☆酒蔵訪問 その④

試飲もさせて頂きました!!!

今回試飲させいただいたのは、山廃純米熟成酒「琥刻(ここく)」の2011年と2014年の物。
「琥刻」シリーズは、ワインやウィスキーの世界では当たり前のビンテージ、でも日本酒には、まだまだ熟成は苦手だよ!!と言う人も多いと。その時の流れを楽しんで貰える様に造られたシリーズ。
2010年から、山廃純米を造り、熟成に取り組み始めたとの事。
現在、2010年~2015年、6年分のビンテージが!!!

試飲させて頂いて思った事は、古酒古酒してないんです。思ってるより、凄く飲みやすい。酸がしっかしていて、でもシュってきれる感じ。これは、米の「玉栄」の力が大きいとの事。
こんな美味しいのが6種類のあると、これは全部試してみたいなぁと。

とっても楽しい時間でした。お忙し中、お時間をとって頂きありがとうございました!!

おわり☆

一献うるうる 〒600-8401
京都市東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【9月18日(月)祝日は終日貸し切りです!!】

冨田酒造☆酒蔵訪問 その③

昨年5月に完成した新蔵へ。

洗米は、ウッドソンで行われているとの事。

《酒蔵訪問その②》で登場した藪田。3度の冷蔵の部屋に入ってました!!カビがはえるのを防ぐ事ができます。藪田を冷蔵の部屋に入れた事で、新酒にも安定性が!!

新蔵は、柱は檜でそれ以外は杉の木造。見た時の衝撃は凄かったです。

「タンクが半分埋まってるやん!!!!」と。そしてカッコイイ造り。結婚式場みたいと思ってしまいました。

広がって事で、造りも俄然楽になったと八嶋さんが仰っていました。

冨田酒造さんにお伺いして、思った事が、蔵の皆さんが笑顔で元気よく挨拶して下さるのです。少し緊張していつも蔵に行ってしまう私にとって、和みでした。

試飲もさせて頂きました!!そのお話はまた、、、、、
つづく☆

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【9月18日(月)は終日貸し切りです!!】

冨田酒造☆酒蔵訪問 その②

冨田酒造さんは、1000石の造り。蔵は意外にこじんまりとしています。
昨年5月に増築された新蔵の話は、また次に!!!凄いのが出来てるんだって。

蔵に入ると瓶詰めの場所が。

蔵の中にある井戸。中軟水。まろやかで、喉にスルっと入って来ます。

搾りは、佐瀬式の槽と藪田式。両方あります。まずは佐瀬式の槽。藪田は後程登場します。大吟醸系を佐瀬式で。この槽は全部木なので、掃除も大変との事。

明治初期の蔵の中は、非常にひんやりしています。

二階にある麹室。素材は杉。

箱麹。

これからは大箱にしていこうかぁと。

枯らしは機械で。衛生的でもあり、麹の安定性がでる。外で枯らすと天候に影響されるとの事。

コンパクトは蔵になったのは、この辺りの土地が傾斜してるのが、影響しているそう。

つづく☆

 

一献うるうる 〒600-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号 0753520680

【9月18日(月)は、終日貸し切り営業です!!  ごめんなさい。】