地酒

上原酒造☆酒蔵訪問 その④

試飲☆

上原酒造さんは、「賞狙いの出品酒は造りません」と。一般のお客様に飲んで頂くお酒が一番大切だと。

26BYより杜氏さんが千葉県出身の横坂安男さんに。夏場はお米造りをされてはるそうで、お酒造りにこちらに来る時に、千葉県のみで栽培されている酒米「総の舞」を持ってはって来るそうです。
試飲させて頂いて、この「総の舞」で仕込まれたお酒が美味しかった!!

「玉栄」で仕込まれたお酒も、木桶仕込みにするとふわっと柔らかく仕上がります。ホーロータンクで仕込むと硬くなるみたいで、木桶の不思議な所だと、仰っていました。

激レア昭和47年のお酒も頂きました!!

 

詳しく色々と教えて頂き、楽しい蔵訪問でした。お忙しい中、ありがとうございました。

おわり☆

 

一献うるうる 〒600‐8401

京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1

電話番号 0753520680

【11月のお休み☆】21日(火)・30日(木)

上原酒造☆酒蔵訪問 その③

昔ながらの製法、道具を使い、手間を惜しまずに酒造りをされている上原酒造さん。

まだまだ、凄いのが!!!!

年間で4ヶ月しか稼働しない、【大型精米機】上原酒造さんは、自社精米なのです。
滋賀県は、結構たくさんの蔵があるのですが、自社精米をやっている蔵は、喜多酒造さんと松瀬酒造さんぐらい。
「金くい虫やわ!!」と上原社長が…笑
自社精米は24時間体制なので、音も凄いしスペースもいるので、大変やけど、精米してから洗いまでの時期間を短くする事が出来、これがお酒の後味のきれいさに影響をあたえるとの事。

そしてそして、全国的にも珍しい全量【木槽天秤しぼり】醪からお酒を搾り出す工程で使われます。

自動搾り機やと20時間で搾れる所、これだと2日半かけてゆっくり搾るそう。

【木槽天秤しぼり】→木槽の中に醪の入った袋を詰め、石の重みを利用して天秤棒と木の甑で加圧しながらお酒を搾る方法。

自動搾り機で搾るのに比べて、搾りきれないのでものでお酒の量も少ないそう。でも、雑味の部分を酒粕として残すので、雑味の少ないお酒だけが抽出出来るんだって。

ただ、酒袋を洗ったりすのも、凄く大変な作業で、これもまた手間のかかる作業。

上原酒造さんにも、藪田式の搾り機が使われていないけれど、鎮座していました。災害がおきて、万が一の事があった時のためにとの事でした。

蔵の色んな考え方、仕組みを知る事は、本当に面白いし、勉強になります。

試飲もさせて頂きました!!

つづく☆

 

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【11月のお休み☆】21日(火)・30日(木)

 

 

 

上原酒造☆酒蔵訪問 その②

蔵を案内して頂きました!!

上原酒造さんのお酒造り
【酵母無添加の山廃仕込み】
蔵付き酵母が自然に酒母に入り育つのを、ゆっくりじっくり待ちます。他の蔵では、人工的に培養された酵母を添加するのやけど、それを一切しません。
ただ、汚染されたらアカンので、年内は速醸を、年明けから山廃を仕込むそうです。

酒母室。ここに蔵付き酵母がいはるのです。狭いので、配置を間違えると作業が難航する事も。

新しくなった麹室 素材はふしのない杉。水分をよく吸ってくれるそうです。ステンレスだと温度管理を機械でするのだけど、それは、うちは違うよなぁと上原社長。

【木の甑】お米を蒸します。これもめっちゃ珍しい。
使われない夏場に木が縮むので、使い始めるまでに水を大量に吸わせてからでないと使えなかったりと、手入れも大変。

【木桶仕込み】
こちらも夏場に柿渋を塗って、劣化のスピードをさげています。木桶自体、日本で現在生産されい所が一つしかないので、めっちゃ大切なもの。

この梯子も柿渋を塗って大切にされている物の一つです。

手間がかかると言われる事を大事にされている蔵。レトロな物が多く、タイムスリップみたいだなぁと。

つづく☆

一献うるうる 〒600‐8401
京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1
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【11月のお休み☆】21日(火)・30日(木)

上原酒造☆酒蔵訪問 その①

 

滋賀県高島市新旭町の上原酒造さんに酒蔵訪問に。
上原酒造さんと言えば「不老泉」めっちゃくちゃファンが多い蔵ですよね。

1862年創業。
蔵がたくさんある滋賀県の中でも、めっちゃコアな蔵やと思います。お酒造りに関する事が、今まで訪れた蔵とは、ちょっと違うのです!!

玄関まわりから、素敵です。

そしてそして、じゃぶじゃぶと水が涌き出ています。びっくりです。比良山系伏流水でまろやか。自由に飲めるのも、また素敵。

仕込みがはじまったばかりのお忙しい中、上原績社長に蔵を案内して頂きました!!
タイムスリップしたかのような酒造りのお話は、また次回に。

つづく☆

 

 

一献うるうる 〒600‐8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601‐1
電話番号 0753520680
【11月のお休み☆】21日(火)・30日(木)

11月7日(火)☆お休み☆

不定休の一献うるうるは、11月7日(火)お休みとさせて頂きます!!

今週末は、まだお席の空きがございますので、ご予約、お問い合わせ、お願い致します!!

写真は、前回の酒蔵訪問の話で書いた畑(はた)の棚田で作られたこしひかりを使った「萩乃露 里山 純米吟醸 旨々にごり」

そうそう萩乃露の福井弥平商店さんは、当主は「弥平」を襲名するそーです。この襲名は歌舞伎とかとは違って、本名が「弥平」になる襲名なんだって。

 

一献うるうる 〒600‐8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601‐1
電話番号 0753520680
【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その④

試飲☆

右っ側が「雨垂れ石を穿つ」特別純米十水仕込
江戸時代の手法である「十水仕込」同量の米と水で仕込みます。現在では、ほとんど行われていない手法だそう。

《十水仕込 米10石:水10石》
《現在の一般的 米10石:水12~13石》

なので、水が少ない訳やから、濃いお酒が出来る。
このお酒は、本当にたまらなく美味しくって、燗との相性も抜群。

それ以外のお酒も美味しく試飲させて頂きました!!!

データ管理の話、最新の設備、そしてこの江戸時代の手法を取り入れたり、お酒造りに関する考えも含め、面白いなぁと。

 

そして、この日は、畑(はた)の棚田も案内して頂きました!!

ここは滋賀県で唯一「日本の棚田百選」に選ばれた所。天気も良かったので、空の青さと空気のキレイさ。懐かしい日本の風景やなぁと癒されます。

この棚田でこしひかりが造られ、「萩乃露  里山」が生まれます。

棚田を維持して行くのは大変な事で、凄い山の中でお米を造るにも厳しい農業環境、野生の動物のよる被害だったりなどから、存続の危機に瀕してます。

色々とある問題の中で「里山」を通して、棚田の保全のも取り組まれているとの事。

あたしとかは、フラッと行ったから、癒されるなぁとか、呑気な事を思ってしまいましたが、地域あってこそのお酒造りなんだと改めて考えさせられました。

 

お忙しい中、福井社長には、本当に良くして頂き楽しい楽しい一時でした。

本当にありがとうございました。

おわり☆

 

 

一献うるうる 〒600-8401

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【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

 

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その③

基本骨太のお酒を造ってはる福井弥平商店さんの酒造りは、きちんとスケジュールを来年2月22日頃まで、決めて動いてはるとの事。杜氏さんは、10月20日に蔵にきはったんですが、夏頃から打ち合わせを重ねて、酒造りをされてはります。

麹室は2つあって、仕込みたいお酒によって使い分けているとの事。

ピカピカのステンレスの壁の麹室と木造の麹室。
麹室が2つあるのは、初めて見ました!!

枯らし場。

搾りは、藪田式で。写真ではちょっとわかりにくいけど、、、

 

データをきちんと取ってお酒の酒質の管理をされてます。

杜氏さんは「能登杜氏」で、27BYから変わられて、福井社長と歳の近い方になられたとの事。歳が近いと言う事で味の感性も近く、一緒に方向性を決めてお酒造りを進めれています。
常に先を先を見られていて、30年後、萩乃露はどうなっているのだろうか?と。
お話一つ一つが、勉強になります。

試飲もさせて頂きました!!
このお話はまた、次回に。

つづく☆

 

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【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その②

造りがはじまっており、お忙しい中、蔵を見せて頂きました!!
初洗いが10月26日だったそうです。

建物も200年以上経っている凄いいいお屋敷です。昔の電気の配線が見えたり、、、、

まずはじめに瓶場。
瓶場は、とっても大事な所。火入れ処理は瓶燗火入れをほぼ辞めて、プレートヒーターで正確な温度管理を。瓶燗だとむらが出たりするので。

洗いなどに使う水は、駅裏の比良山系よりパイプで水を引いてきてます。

洗米は、ウッドソン。

生酒では、サーマルタンクも使って保存。
サーマルタンクは、高さがあるので足場を組んで作業し無駄な作業を減らしているとの事。

蔵は広いなと言う印象をうけました!!

つづく☆

 

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【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

福井弥平商店☆酒蔵訪問 その①

10月31日(火)、滋賀県の酒蔵に行って来ました!!
今回は、贅沢にも二つの蔵に☆☆

先に訪れたのが、「萩乃露」の福井弥平商店さん。滋賀県高島市にある260年以上歴史のある蔵です。

最寄り駅はJR湖西線の近江高島駅。

駅を降りると巨大なガリバー像がお出迎えしてくれはります。

ここんとこ、雨、雨、雨ばかりでしたが、今日は、めっちゃいいお天気。
昨日だと、湖西線が停まっていたりしたそうです。

福井弥平商店さんの代表取締役社長である福井 毅さんとは、一献うるうるがオープンした時にお祝いに来て頂いたり、お酒の会を開催したりと、とってもとってもお世話になっている方です。
お話がとても楽しく、色々とたくさんの事に驚く程詳しい福井さんに、蔵を案内して頂きました!!!

つづく☆

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
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【11月のお休み☆】7日(火)・21日(火)・30日(木)

初桜☆

 

天晴れ初桜!
今年の初桜は優しくって旨いんです。

新酒からひやおろしまで飲んでみて改めて「うまい酒だ」と。
以前は美味しいけどキツさもあってんですが今年は口に含むと柔らかく、味乗りも良く酸がせめてこないんです。
生原酒ってたまにザラザラした口当たりと脱穀機から出てきたもみがらの様な味が気になることがあるけど、初桜はそれがないんです。
香りは穏やかですっと口に入り、味はしっかりしていて最後口の中が酸に支配されない。

初桜はラベルがステキなんですがラベルと味が一致した気がします。

まさに笑顔がこぼれるうまい酒

店主雑記

 

一献うるうる 〒600-8401
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【10月のお休み☆】31日(火)