地酒

Create a new one tradition☆

京都市伏見 松本酒造さん「澤屋まつもと 守破離」
グイグイ来ているまつもと!!

程よいガス感と上品は香り。フレッシュな口当りと心地良い苦渋感。スカッとしてて安定の美味しさ。

守破離……茶道や武道の言葉。
昔から受け継がれている物事を学ぶ時の姿勢。

守……師匠の教えを学び 確実に身につける
破……独自で研究する
離……オリジナルを編み出す

いきなり自己流でやろうとしても、うまく行くはずもなく、基礎は忠実に学ぶ事は大事ですよね。基礎がしっかりあるから新しものも造り出せるのだろうなぁと。

そんな素敵な言葉のついたお酒「澤やまつもと 守破離」

ちなみに松本酒造さんのHPは英語です。斬新だ!!!!新しい。でも私はもちろん読めなかった、、、、笑

 

 

一献うるうる 〒600‐8401
京都市下京区東洞院松原東ル燈籠町601‐1
電話番号 0753520680
【8月のお休み☆】19日(日)・20日(月)・26日(日)

日本酒の辛口☆

日本酒の辛口って????
お客様とお話していて、「めっちゃ辛い日本酒持って来て!!!」と。
めっちゃ辛い、、、、難しいなぁといつも悩みます。
めっちゃ辛いは、どこ判断やねんと。
日本酒度を物差しにして、最終的にお出しするのですが、、、、カレーを食べて感じる「辛口」「甘口」と同じような事を想像しちったとしても、同じ表現やのに、日本酒は全然違うんですよね。

日本酒は糖が多く含まれるものは「甘口」少ないものが「辛口」

なんで、「辛口」の日本酒に「辛い」と感じる成分が含まれている訳ではなく、「甘口ではない」と言う事なんですよね。やのに、カレーと同じ「辛口」「甘口」って表現本当にわかりにくいなぁと思う。

「辛口」「甘口」と言う分類だけじゃなく、楽しくもう少しわかりやすく味なり、お酒のイメージをお伝え出来ればなぁと。

今日のお酒は、日本酒度上、スーパー辛口な子。
秋田県 刈穂酒造さんの「刈穂 超弩級 気迫の辛口+25」山廃純米生原酒
日本酒度で+6以上は、大辛口とされますが、そこから考えたら、、、、圧倒的やな。名前もパンチきいとる。

辛口の日本酒を造り出すには、仕込み水も重要。軟水の多い秋田では、珍しい中硬水を使用。酵母も選抜されたアルコール耐性の強い強靭ものを。
スペシャルな辛口である事は、間違いないけど、数字はやっぱり目安やし、飲んだ方が最終的にどう感じるか、そこが日本酒の面白い所なんじゃないかぁと。

とは言え、このお酒、「限定中の限定」なんで、是非飲んで見て下さい。

 

 

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燗酒の魅力☆

夏に向けて、スッキリ飲める冷酒の夏酒がドンドン登場して、私たちをワクワクさせてくれるのだけど、この時期に飲む燗酒も魅力的だと思う。

冷やしても温めても、または常温でも幅広く色んな温度帯で楽しめる日本酒。どんなお酒が燗酒に向いているんだろう、、、、これは燗つけてみていけるかなぁと常にワクワクを与えてくれるお酒たち。

今回は、愛知県 藤市酒造さんの「菊鷹 ~菊一文字~ 純米 無濾過生酒」を燗つけてみました。
イエローのラベルがめっちゃカッコいいこの子。

アルコール 16.6度
米 麹米→富山県産山田錦 掛米→兵庫県産夢錦
精米歩合 麹米 60% 掛米 65%
日本酒度 +5
酸度 2.8
アミノ酸度 2.0
酵母 きょうかい8号泡有り
速醸

8号酵母が6号酵母の変異株で、多酸で濃醇な酒質になると言う特徴をもっているそーで、冷酒で頂いた時、酸がしっかりしとって、苦みが心地良くやって来て美味しい。

燗にしてもオススメとの事だったので、燗酒にしてみました。
濃淳旨口になって美味しいとの事で、一口目はほんまにその通りでしっかりとした口当り、冷酒の時に美味しいと感じた酸がどんな感じでやって来るんだろう…と、そしたら酸が口の中でバラバラにやって来て、冷酒の時とびっくりするぐらい違うお酒になって登場でした。凄いびっくり。
お酒って面白いを凄く実感したお話でした。

ワクワクと可能性に秘められたお酒たち。楽しい!!!

 

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【6月のお休み☆】28日(木)

6月14日(木)お休み☆&15日(金)満席☆

いつもありがとうございます。
一献うるうるは、6月14日(木)お休みとさせて頂きます!!ごめんなさい。
【空席情報】
15日(金) 満席
16日(土) 残りわずか
17日(日) ゆったりしています。
ご予約、ご来店お待ちしております☆

今回のお酒は、、、、奈良県 今西清兵衛商店「春鹿 超辛口 純米」
コクとスッキリしたキレる後味。これは好きな方多いやろうな。安心安定感ある辛口。これは燗酒との相性も試してみたいな。

 

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【6月のお休み☆】14日(木)・19日(火)・28日(木)

大倉本家☆酒蔵訪問 その④

大倉本家さんと言えば、「山廃」と水もと仕込みの「濁酒」

以前、「濁酒」を頂いた時から、このお酒どうやって出来てるのだろうって謎だったんですよね。蒸し米の変わりに生米を使うのが特徴って認識だったのですが、、、

大倉本家さんでお伺いしたお話。
「生米を水につけて、1週間置いて腐ってきたら蒸す!!」って話でした。

もともとの《水もと》のルーツは、菩提もと。
《菩提もと》とは?
室町時代に奈良・菩提寺正暦寺において、創醸された醸造法。当時の美味しいお酒の多くはお坊さん達において造られていてお寺は、お酒造りの発達に大きな役割を果たしていたと言う歴史があります。

水もと仕込みの濁酒は、神社用のお酒として大倉本家さんは昭和7年から製造し、伏見稲荷大社や県内近県の神社に納めています。

水もと仕込み濁酒は、発酵した「醪」を濾さずにそのまま瓶詰めしています。なのでお粥さんみたいで「飲む」と言うより「食べる」ような感じかな。

そのお粥さんみたいな感じなので、どーやって瓶詰めしてるのだろう、、、って思ってて、お伺いした話をもとに、絵を書いてみたらこんな感じ!!!!

ホースを通して一本一本手作業で瓶詰めして行きます。これは大変だ!!と思いました。このホースはどんなホースなんだろう、、、と今になって浮かぶ疑問も、、、。もう一度、濁酒の話はお伺いしたいなぁ、、、と言うのが本音です。

今回の蔵訪問はとても天気が良く遠足気分でした。そして親切にかつ丁寧に蔵を案内して頂き、楽しい蔵訪問でした。ありがとうございました!!!

おわり☆

凄く良いお天気だったのに、京都に戻って来た頃には、雨が降りだすと言う、、、笑

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【6月のお休み☆】14日(木)・19日(火)・28日(木)

 

 

 

 

 

 

大倉本家☆酒蔵訪問 その③

酒母が出来ると下ろして3回にわけて仕込みます。

搾りは藪田で。

貯蔵は右側のコンテナで瓶貯蔵。後はサーマルタンクでも。

その後、贅沢にも試飲もさせて頂きました!!かわいらしいレトロな試飲スペースです。

大倉本家さんのお酒は、山廃やししっかりしとって、厚みのあるお酒やと思います。でも飲んだ後が優しいんですよね。そう言う所がとっても好きなお酒たちでした。

そして、かしわ餅と昆布茶も出して頂きました!!湯飲みには、金鼓の文字が!!ほっこりです。

【今後の展開は? 】時代を追いかけていく事はしたくないと。生酒を熟成して行く事をやって行きたいと。

お酒の熟成の世界は本当に奥が深いと思うので、これからがめっちゃ楽しみだなぁと。

つづく☆

 

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大倉本家☆酒蔵訪問 その②

蔵を案内して頂きました!!

まずはは洗米。ウッドソンで。

脱水機 いらん水分を飛ばします。

甑。蒸したら路上放冷。

大倉本家さんは昔の最盛期6000石ぐらい造っていたと言う事で、蔵は広い!!!大型の設備もいました。平成12年~15年まで休蔵。その後紆余曲折を経て現在の蔵元大倉隆彦さんが蔵を再開。現在はほぼ2人で酒造りをされているとの事。

平成20年に作り直した麹室。秋田杉で完全オーダーメイド。そこを昨年、また大きくされはりました。

木のいい香りがめっちゃします。写真ではわかりにくいのやけど、麹室は3部屋になっています。麹は湿気た環境から、だんだんと部屋を移して乾かして行くのだそう。3日間かけて行われ、2日目がめっちゃくちゃ大変。夜中の作業もあるので、寝過ごしたらアカンから、この中で寝た事もあるんだって。でも起きたら汗まみれで大変な事に、、、、、。

2階の酒母室へ。階段がめっちゃ急やん。

上から見たら、こんな感じ。

大倉本家さんと言えば、「山廃」のイメージ。速醸もされているけれど、山廃の熟成の様に出来上がってくる感じが、好きとの事でした。

広い!!! 速醸に比べ山廃は酒母が完成するのに40日ぐらいかかるので、スペースが必要。

そして、出来た酒母をおろす作業はなんと手作業。あの急な階段をですよ!!!!わたしはただ下りるだけで怖かったのに、、、、

 

そろそろ眠たくなってきたので、つづく☆

 

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【5月のお休み☆】16日(水)

大倉本家☆酒蔵訪問 その①

ゴールデンウィークの最終日に奈良県香芝市の大倉本家さんに、お客様と一緒に酒蔵訪問に行って来ました!!

京都からだと、丹波橋から近鉄特急で大和八木に、そこで乗り換えて近鉄五位堂に。この日はめちゃくちゃ天気も良く遠足日和でした。近鉄五位堂から、車で10分ぐらいの所に大倉本家さんはあります。

良い天気だったので、二上山(大阪と奈良の県境にある山)がきれいに見えました。

二上山の麓、自然と歴史のある所で明治29年(1896)創業。

金鼓の樽が両脇にあるめっちゃ立派な門。

その先にどーんと飛び込んで来るこれまた立派な母屋。
母屋の建築方式が【大和棟造り】奈良盆地を中心に関西地方の民家で用いられているんだって。草葺と屋根瓦で構成されとって美しい。現在、職人さんの数も減って来て維持するのが大変との事でした。

中に入ると天井高い!!!!!

凄くかわいらしい息子くんが宿題をしており、笑顔で迎えて頂きました!!
そしてこの日は、蔵元の大倉隆彦さんに蔵を案内して頂きました!!

つづく☆

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5月6日(日)・7日(月)☆お休み☆

いつも一献うるうるをご利用頂きありがとうございます!!

ゴールデンウィーク中はたくさんのご来店ありがとうございました。満席続きでご案内出来なかったお客様も多くごめんなさいでした。

5月6日(日)・7日(月)と連休とさせて頂きます!!宜しくお願いします☆

明日はお客様と一緒に、奈良県 「金鼓」「大倉」醸造元、大倉本家さんに蔵訪問に行って来ます!!
大倉と言えば水もとの「濁酒」このお酒を飲んだ時のインパクトが凄かったです。歴史が深い奈良県だからこそのお酒なのかぁと思う。
水もとの話、聞いてみたい!!!
楽しみです。

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【5月のお休み☆】6日(日)・7日(月)・16日(水)

木下酒造☆酒蔵訪問 その③

フィリップ・ハーパーさんが杜氏に就任したのが、2007年。そこから生産高は増えに増え、今は1000石ほどの造りに。

裏山は全てが木下酒造さんも持ち物との事。なんか規模が違う…

大きな倉庫が2棟。中にはお酒がたくさん保管されていました。大人気のアイスブレイカーもたくさん。このお酒は5月に出荷される子たちで、楽しみの1つです。

今は使われていない木桶も!!!

この自然豊な所に出たら、もうくしゃみがとまらんで大変でした。杉の下では花粉が飛んでるのが見えた…笑 後、スマホの画面が花粉だらけになったよ。

木下酒造さんの仕込み水は、この裏山の谷からの湧き水を使用。

自然の力を活かしたお酒をしてはるので、毎年当たり前やけど、思い通りにいかなかったりするそーで、そう言うのも含めて、楽しみな蔵だと思います。

お忙しい中、橋本さん今回は本当にありがとうございました。

おわり☆

 

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【4月のお休み☆】22日(日)