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笹一酒造☆酒蔵訪問 その②

蔵へ。
蔵は製造部杜氏補佐の佐藤洋介さんと顧問の宿谷さんに案内をして頂きました。

笹一酒造さんの敷地はとても広く、「酒遊館」と言うとお酒の販売や試飲を行う施設があり、都内から大型バスでたくさんのお客様が見えられる人気スポット。

敷地内にある井戸。《御前水》と言われ、御坂山系の軟水です。このお水と屋上まで引き上げて、お酒を仕込みます。井戸の深さは30メートル掘ってるそうです。川も近いのでこれぐらいじゃないと良い水が出ないとの事でした。

精米機。全量自家精米。山梨県では笹一酒造さんだけがしているとの事。自家用精米の良さは丁寧さとの事でしたが、この大型機械を維持するのは大変だろうなぁと。
8年前ににそれまで行っていた大量生産を止め、手間暇かけた造りに転換。その転換を顧問の宿谷さんが一役かってるとの事でした。なので、蔵の中も工場みたいに大きい。

洗米。ウッドソンで10キロずつ2時間ぐらいかけて洗います。ここをどうするかで、味わいが大きく変わる大事な作業。

洗った後は、この掃除機みたいなので一気に脱水。下の方もきれいに乾きます。

甑。高温蒸気で蒸かし、乾燥蒸気で表面をカリっと。

放冷機。

麹室。これが大きくって、ステンレスで3部屋あり。この3部屋は行き来が出来るんです。こんなに大きい麹室ははじめて見ました!!

その上、今はほとんど使用していないが木の室も。木の室を使用していないのは、乾きすぎる事と木の香りが嫌なのでと。

コンマ一度で管理。

大規模な造りを辞めたといえ、笹一、旦のブランドで1000石程度を造られてるそうです。

つづく☆

一献うるうる 〒601-8401

京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1

電話番号0753520680

【9月のお休み☆】16日(月)・29日(日)

【アクセス】

地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

笹一酒造☆酒蔵訪問 その①

凄く久しぶりの酒蔵訪問です。
今回は、大好きだと公言している《旦》の醸造元笹一酒造さんに行って来ました。

場所は山梨県大月市。
創業 1661年(寛文元年)
会社創立 1919年(大正8年)

今年は丁度会社創立100周年にあたる年とのこと。

山梨県と言えば、やはりワインのイメージが強い。私自身、笹一酒造さんのお酒に出会うまで、山梨県のお酒は飲んだ事がなかったですから。

笹一と旦

《笹一》は自家井戸から汲み上げた❮御前水❯と地元大月産の酒米❮夢山水❯を使ったブランド。
一方、《旦》は、全国の有名な酒米で造られたラグジュアリーなブランド。

私なこの《旦》のシリーズの中で備前雄町を使用した赤旦が一番好き。

今回は、笹一酒造の天野社長と顧問の宿谷さんよりお話を伺いました。

つづく☆

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【9月のお休み☆】16日(月)・29日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

一献うるうる☆夏期休暇のご案内☆

 

いつも一献うるうるをご利用頂きありがとうございます。
週末は足元が悪い中、たくさんのご来店ありがとうございました。
雨、多いですよね。しかも、集中的に降ったりするので、怖いです、本当に。

明日8月25日(日)、営業しています。お席にまだまだ空きがございますのでご来店ご予約お待ちしております。

夏期休暇のご案内☆
9月1日(日)
2日(月)
3日(火)
とお休みとさせて頂きます。宜しくお願い致します。

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

一献うるうるの日本酒☆黒と白

いつも一献うるうるにご来店頂きありがとうございます。

明日、7月6日(土)は、お席がご予約にて満席です。木曜日、金曜日に引き続きお断りしてしまって、ごめんなさい。
7日(日)は久しぶりに日曜日営業しております。まだ、お席に空きがございますので、皆様どうぞご来店お待ちしております。

日本酒☆
黒と白。

京丹後の白杉酒造さん「白木久BLACK LABEL vibrant 純米無濾過生原酒」
めっちゃおしゃれな黒いラベル。
白杉酒造さんは全量食べるお米でお酒造りをされています。
このお酒もコシヒカリを使用。このお米の旨味と香りを引き出してくれる縁の下の力持ち的なのが黒麹。
日本酒は通常、黄麹を使用。黒麹は焼酎の麹で、あの佐藤 黒は黒麹を使用したお酒。
BLACK LABEL vibrantは酒母に黒麹、後の醪の仕込みには黄麹を使用しています。
京丹後産のコシヒカリの旨味とマスカットチックな香り、黒麹の生成するクエン酸の力により、新しい感覚の日本酒。

白いラベルは大分県 小松酒造場さん「豊潤 Prototype」
こちらも黄麹と白麹を半々で使用。焼酎の佐藤 白に使用されている麹。爽やかな酸味が特徴で軽快に飲める飲める。まさに夏にピッタリ爽やか系。
しかも、一升瓶換算で500本の限定品。

一献うるうるでは、メニューに載せていない日本酒がほとんど。200種類位あって、温度帯の違う冷蔵庫で管理されています。こんな感じのお酒が飲みたい!!で、色々と出てきます。お出しします。
お酒飲んで、ラベルを見て、お客様が楽しんで幸せな気持ちにになって頂けたら良いなぁと思っています。

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【7月のお休み☆】11日(木)・28日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

一献うるうるの日本酒☆日本最古の蔵。

いつも一献うるうるにご来店頂きありがとうございます。
京都もとうとう梅雨入りし、ジトジトしたシーズンがやって来ました。
今週の一献うるうる
28日(金) 満席
29日(土) 空席あり
30日(日) お休み
です。
金曜日は現段階でたくさんお断りしてしまって、ごめんなさい。土曜日はまだまだ空きがございますので、ご来店お待ちしております。

爽やかな夏酒が色々と登場しておりますが、ちょっとしっかりした歴史ある日本酒を。

茨城県 須藤本家さん
「郷乃譽」純米大吟醸 生酒
「霞山」純米大吟醸 火入れ酒
両方とも読み方からして難しい。生酒が「さとのほまれ」、火入れ酒が「かざん」です。
純米大吟醸らしからぬ、しっかり飲みごたえのあるタイプ。

須藤本家さんは創業1141年。なんと平安時代後期からお酒造りをされています。日本最古の蔵なんです。常陸の国で武士と造り酒屋の両方を営んでいたそう。
茨城県は意外に意外に酒蔵の数が、関東地方でも最も多い!!
利根川だったりと豊かな水系に恵まれ、歴史もある土地柄ゆえなんですね。

日本酒と地理だったり歴史だったりを合わせて見てみると、意外な発見があって面白い。

一献うるうる 〒606-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分
【7月のお休み☆】
11日(木)・28日(日)

賀茂金秀の夏☆

夏酒☆
色々と仲間入りしています。

広島県 金光酒造さん「賀茂金秀 夏純 辛口純米酒」
原料米 八反錦100%
精米歩合 60%
アルコール分 15%
日本酒度 +7
酸度 1.5
アミノ酸 1.0
酵母 協会7号

スッキリした爽やかな辛口。
スッキリ飲めるだけではなく、軽すぎないふくらみがある旨味。酒米八反錦を使用しているのでキレ味も抜群。

じめじめしたこれからの時期にピッタリの夏限定のお酒。

一献うるうるの6月のお休み☆
10日(月)
23日(日)
30日(日)
とさせて頂きます。宜しくお願い致します。

本日7日(金)は、ご予約で満席でございます。ごめんなさい。

打って変わって、8日(土)はお席のまだまだ空きがございますので、ご予約、ご来店お待ちしております。

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

MONSOON☆

魅惑的な甘美な世界へ。

貴醸酒。

29BY 滋賀県 笑四季酒造さん「笑四季 MONSOON 山田錦 生酒」
「笑四季 MONSOON 玉栄 生酒」

私が初めて飲んだ笑四季酒造さんのお酒は、MONSOONだったと記憶しています。当時はMONSOONが貴醸酒だとは、認識しておらず、日本酒らしからぬおしゃれな瓶で、ラベルも可愛らしく、そして、このバナナちっくな香りの甘いお酒はなんなんだ??と。

何も知らない知識のない私の心を掴んだお酒。

笑四季酒造さんの代名詞とも言える貴醸酒 MONSOON。

貴醸酒とは???
水の代わりに日本酒で仕込んだお酒。
「三段仕込み」と言う日本酒を造る工程で、日本酒は通常、【水→水→水】と仕込むのですが、貴醸酒だと【水→水→酒】と言う最終段階でお酒が使われる。贅沢な製法。高級酒と呼ばれる訳ですね。

私が感じたバナナちっくで甘いお酒になるのは、日本酒は製造工程で糖を分解してアルコールを醸造するのですが、最後に酒を入れることで、ストレスがかかり、途中でアルコールへの発酵の力が弱まり、分解するはずだった糖が残るので甘くなります。
とろ~っとした甘美なお酒が貴醸酒。

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【5月のお休み☆】30日(木)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

熟成酒の面白さと☆GWのお休み☆

GWいかがお過ごしでしょうか??

4月末の肌寒かったのが嘘の様に、ポカポカと初夏の陽気。

一献うるうるは、5月5日(日)と6日(月)とお休みとさせて頂きます。宜しくお願い致します!

GW中は、本当にたくさんのお客様にご来店頂き、ありがとうございました。GW前半は満席続きだったので、お断りもたくさんしてしまって、ごめんなさい。
2日連続ご来店とかって、有難いのお客様も多く、嬉しかったです。
GW明けは、少しゆるりとしていますので、またご予約、ご来店お待ちしております。

今日のお酒は熟成酒3本です。
日本酒の熟成ってどんなイメージですか??
ワインやウィスキーの年代物は、想像しやすいけれど、日本酒はしぼりたてや、新酒が美味しいイメージがありますよね。

奈良県 大倉本家さん「金鼓 山廃本醸造火入原酒 15BY」
滋賀県 喜多酒造さん「喜楽長 2007年醸造 熟成純米酒 おり酒」
京都府 木下酒造さん「玉川 自然仕込 純米酒(山廃) 23BYビンテージ」

荒々しさとか角がとれて、まろやかな口当たりになり、今までになかったコクが生まれる。そして、きれいな琥珀色に変化していく。この色の変化を握るカギが、日本酒に含まれる糖分とアミノ酸が褐変反応(メイラード反応)を起こすから。その事によって、色が濃くなり、香ばし香りがし、味に深みえを与えてくれる。

「これが日本酒って?」味わいに変化する所が凄く面白い。
そして、燗酒にするとまた違った味わいになり、日本酒って、奥が本当に深いなと。

大倉本家さんの金鼓はまろやかさが心地良くって、喜楽長さんのはキレがよくドライな一面も、木下酒造さんのは加水調整のおかげで、通常の玉川よりどーんと殴られる事なく、複雑な酸味とかが楽しる。

是非是非飲んで見て欲しい3本の熟成酒。

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

恋をするたびに…☆

私の大好きな蔵のひとつ、滋賀県水口の笑四季酒造さん。
笑四季酒造さんの【笑四季劇場 恋をするたびに…シリーズ】がこの度、第10話をもって完結しました。
足かけ4年ぐらいに及んだシリーズ。タイトルに凄く物語的な要素があり、本を読んでるかの如く引き込まれ、次が楽しみでしかなかったシリーズ。

蔵元の竹島さんが色々な酵母に恋をしているって言うコンセプト。
って第1話の時、こんなに続くって一体誰も思わなかったと思います。こんなに続くって、わかっていたならせめて空瓶でも良いから、保存しておきたかったです。
笑四季フリークの私ですが、写真ですら第1話から第10話までなくって。写真ホルダーを見まくりましたが、やっぱりなく、悲しい。

❮第1話 miss you❯

❮第2話 とどかぬ想い❯
原料米:滋賀県産山田錦

❮第3話 逢い引きの夜に❯
原料米:滋賀県産玉栄 酵母:京都市産業技術研究所所蔵株6号系

❮第4話 別れの予感❯
原料米:滋賀県産玉栄 酵母:京都市産業技術研究所所蔵株9号系

❮第5話 嘆きの雨❯
原料米:滋賀県産玉栄 酵母:京都市産業技術研究所所蔵株吟醸用

❮第6話 二人の秘密❯
原料米:滋賀県産越神楽 酵母:京都市産業技術研究所所蔵株吟醸用

❮第7話 君さえいれば❯
原料米:滋賀県産山田錦 酵母:テスト用自社酵母

❮第8話 ラブ・シック❯
原料米:滋賀県産キヌヒカリ 酵母:601号

❮第9話 選ばれ恋❯
原料米:滋賀県産越神楽 酵母:花酵母りんごの花

❮第10話 夢が覚める前に❯
原料米:滋賀県産山田錦 酵母:花酵母いちご

そして、まさかまさかの❮アンコール 最後の二人の秘密❯
原料米:滋賀県産山田錦 酵母:花酵母さくら

改めて見返すとやっぱりおもしろい。

全体的に凄くポップで、でもちょびっと切なくって、第7話がめっちゃキュートでこの頃が一番ラブラブ感を感じました。最後の明かされた二人の秘密を私は、兄妹だったのかなぁと思ったり。
私の妄想はつきません…笑

そして、花酵母のお話を聞いてみたいと思いました。

 

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号0753520680
【4月のお休み☆】14日(日)・21日(日)
【5月のお休み☆】5日(日)・6日(月)・19日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

Spring sake☆

今日から4月。
春はもうそこなのかもしれませんが、京都はまだまだ寒い。
桜のチラホラ咲き始めてますが、思ったより遅い印象です。

ですが、日本酒界の桜は満開。
春のお酒がドンドンとやって来ています。この時期のラベルはとにかくかわいいのが多くって、見ているだけでも幸せな気持ちになります。ピンクって人を笑顔にしますよね。
お花見の帰りに、是非是非一献うるうるに飲みに来て頂けると嬉しいです。

群馬県 龍神酒造さん「尾瀬の雪どけ 純米大吟醸 桃色にごり」
滋賀県 安井酒造場さん「初桜 桜ラベル」
長野県 尾澤酒造場さん「十九 桜 Le cerisier rose m ‘apporte(ル・スリジュ・ローズ・マ・ポルテ)純米吟醸 おりがらみ 無ろ過生原酒」

4月前半のお休み☆
1日(月)
14日(日)
とさせて頂きます。宜しくお願い致します。春の各種飲み会のご予約承り中。

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急京都線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分