酒蔵訪問

瀬古酒造☆酒蔵訪問 その④

試飲もさせて頂きました!!

先程見せて頂いた井戸の仕込み水も。柔らかくって美味しい。
そして、普段では絶対体験出来ないことも、、、、して頂きました。

タンクからの直汲みを!!!!!
みんなで、ワクワクしながらスマホを持って、眺めました。

直汲みして頂いたお酒は、忍者 純米吟醸 無濾過生原酒 滋賀県産の吟吹雪を使用したお酒です。特別感があって、ピチピチしていて美味しい。
忍者は、俊敏は動きをするタイプの忍者じゃなく、その忍者たちをまとめる中間管理職的な味わい。

蔵から見える油日神社。大きな鳥居は見えるけれど、到着するのに2キロ位あるそうで、訪れる事は出来なかったけれど。
ドラマや映画の撮影でも使用されるそうです。

みんなで、ワイワイととても楽しい蔵訪問でした。
油日駅で行きしなの瓶の惨劇に気を取られて、ICカードの処理するの忘れたぽく帰りに電車に乗れない西尾さん。
色々と楽しかった。

お忙しい所、こんな機会を作って頂いて本当にありがとうございました。

駅に居た信楽焼のたぬきさんも忍者仕様でした。

おわり☆

一献うるうる 〒600-8401
京都市下京区東洞院松原東入ル燈籠町601-1
電話番号 0753520680
【4月のお休み☆】5日(日)・11日(土)・12日(日)
【アクセス】
地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分
阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分
地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

瀬古酒造☆酒蔵訪問 その③

麹室も見せて頂きました。

素材はベニヤ。室温を30℃から40℃である程度の湿度に保った部屋で作業は行われます。部屋を酸欠の状態にすることで、酸素を求めて麹菌の胞子が、蒸し米の中に入って行くそうです。
瀬古酒造さんは、全て「総破精込み」と言う麹菌がしっかりと繁殖した状態にされるそうです。そうする事で、濃醇なお酒が出来上がるとの事。
ここら辺の話は、たくさんして頂いたのですが、専門的な事が多く理解が追い付いていません。
大事な事は雑菌に汚染されないように、あまり触らないのが重要との事でした。

少し前まで、パック酒をされていたそうですが、やればやるほど、損をするし(大手には敵わない)との事で、今はされていないそう。パック酒の素材が高いんだって。私たち消費者が普段知らない話とかが、ちょこちょこ飛び出して来ます。

酒母造り《もと》はここらへんで。

二個《もと》ではなく、一個ずつ《もと》をたてるそうです。


醪造り

タンクの中も見せて頂きました。

ブクブクと良い香り

しかし、この空間が寒かった事!!!!!めっちゃひんやりです。

上槽は籔田式

SFフィルター。濾過の機械。

蛇管火入れ

貯蔵は原酒のままで詰める時に調整。ブレンドもしているそうです。

仕込み水は蔵の中にある井戸で。その井戸も見せて頂きました。こんな所に井戸があるのね!と言う驚きの場所にありました。

このあと、試飲もさせて頂きました。
そして、とても特別な事を体験させて頂いたのでした。

つづく☆

 

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瀬古酒造☆酒蔵訪問 その②

瀬古酒造さんはお米屋さんから転向して明治2年創業で、上野さんで4代目。
地元のお米と純米酒にこだわったお酒造りをしている蔵。
代表銘柄【大甲賀】【忍者】

戦争中は【雄星】と言う銘柄のお酒も造っており、今も地元流通で出しているとの事。戦争中は強そうな、いかにも勝ちそうな、名前のお酒が多かったらしく、名前も時代を表しますよね。
【忍者】は先代の頃に商標登録。甲賀忍者の里で、この商標よくとれたなと。
お客様とお話いていて、意外に《甲賀忍者》を知らなくて、忍者で出て来るのが、《伊賀忍者》なんですが、もともとは一緒のものだったとの事。

蔵の中へ。
意外に意外に大きい。今の造りは400石。先代の頃は2000石醸造していたので、機械も大きい。2階建てになっており、2階にあがってお話を伺いました。
洗米。
とにかく驚いたのは、洗米の後、浸積具合をストップウオッチで秒単位で測ったりしないんだって。良い意味で素敵にざっくり。


前日の夕方に洗って、次の日に蒸します。

放冷機
熱を吸い出して冷やします。スピード大事。大吟醸は自然放冷。

放冷したら、1階からエアシューターで吸い上げます。

四角い所を開けて頂くと、下にタンクが、、、、2階やし覗き込む時、ドキドキします。

続いて麹室へ。中も見せて頂きました。

つづく☆

 

一献うるうる 〒601-8401

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【3月のお休み☆】15日(日)・22日(日)

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地下鉄烏丸線「四条駅」5番出口から徒歩5分

阪急烏丸線「烏丸駅」から徒歩5分

地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

 

瀬古酒造☆酒蔵訪問 その①

ある日、滋賀県甲賀市甲賀の「忍者」醸造元、瀬古酒造さんに行って来ました。
忍者の里と言われている甲賀です。

今回の酒蔵訪問はちょっと豪華で、一献うるうるが「忍者」を取引させて頂いている滋賀県小川酒店の布施さんと、布施さんを一献うるうるに紹介して下さったフードジャーナル社の西尾さん、うるうるのお客様、staffと一緒にワイワイと行ったのでした。
甲賀市は琵琶湖の南に位置し、昔から交通の要所として栄えた所。
なので酒蔵も多いのです。笑四季酒造さん、藤本酒造さん、美冨久酒造さん、安井酒造場さんを過去に訪れました。
今やったら、私がはまっている朝ドラの「スカーレット」も甲賀の信楽が舞台です。

最寄り駅は油日駅。
なんて読むねん!!からはじまったのですが、これで《あぶらひ》と申します。捻りなしのそのままです。
駅に着くと、忍者がお出迎えです。みんなで忍者と一緒に写真撮ろう撮ろうと盛り上がり、「誰かシャッター押して下さいー!」「撮りますよー!」と布施さん。「わーい!」となったのは、束の間、ガシャーン!!!!!!!!と激しい音が、、、、、、、何ごとですか???

布施さんが蔵にお土産に持って来たビールが…。

椅子に置いたはずが、この椅子が斜めになっていて、この惨劇。さすが忍者の里。一筋縄では行きません。そして、西尾さんが「昔から布施くんは、そう言う所あるねん」と。
出だしから、賑やかです。

油日駅から歩いて5分ぐらいの場所にある瀬古酒造さん。
瀬古酒造やのに、蔵元は上野敏行さん。代々続いていた蔵を継いだのではなく、異色の経歴なんです。埼玉県出身で東京で広告やPR関係のお仕事をされていて、そこで、瀬古酒造さんの娘さんと出会い、お酒に惚れ込み、蔵に飛び込まれたのです。でも、奥様は東京でフランス向けの広告やPR関係の会社を経営されていると言う。全く無縁の地で、蔵元になるとは、凄い。

「忍者」のラベルデザイン、紙の素材も含め、洗練されたものだと思っていたのですが、その秘密はこんな所にあったのですね。

つづく☆

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天吹酒造☆酒蔵訪問 その③

昭和35年ぐらいまで、使用していた木桶。今は木桶職人さんはほぼいないので、貴重な物ですよね。

使い続けないと乾燥して割れてしまうとの事。
今、注目させている木桶。使用前には自然素材の柿渋を塗って手入れをされていたそうです。歴史を感じる空間でした。

有形文化財の貯蔵庫。丘を掘って造られたそうです。ひんやりと静謐。

この後、試飲もさせて頂きました。

このスペース、本当に立派です。花酵母の香りを楽しむために、ワイングラスで試飲。

純米大吟醸 生もと造り 雄町 シャクナゲ酵母 この日本酒が面白く気に入りました。一口飲んだ時は生もとぽくないし、静かな香りって感じで食中酒やなぁと。そして温度が上がる内に現れる生もとぽさとコク。燗酒にしても良い感じでした。

花酵母の日本酒は、実に幅が広い。キュートないちご酵母は食前酒やし、燗酒と相性の良いものは、晩酌でチビチビやるのもよし、バナナ酵母はデザート酒として食後酒にもなるし、一つの蔵で造られているお酒で、こんなに色んなシーンに対応出来るのって、素晴らしいですよね。

そしてお昼ご飯を食べるなら、どこが良いかと言う話になり、久留米市の有名ラーメン屋さんを教えて頂くのでした。

花酵母の会の時もとても良くして頂きましたが、会長には駅まで迎えに来て頂いたり、オススメラーメン屋さんにも送って頂いたり、至れり尽くせりでした。

このラーメン屋さん、平日のもかかわらず長蛇の列。人気店を実感です。OLさんもがランチで来てて、ビックリでした。(私の中では、OLさんはお昼にラーメン食べへんやろと思っていたので。)

花酵母の日本酒の世界、知れば知る程、面白いです。

お忙しい所、本当にありがとうございました。

おわり☆

 

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天吹酒造☆酒蔵訪問 その②

佐賀県 天吹酒造さんの蔵訪問の続き。

仕込みをしている蔵、大きいです。入ってすぐたくさんのタンクが、、、、
色んな花酵母のお酒が仕込まれています。

ツルバラの花酵母とか、珍しい。

足場を登って、タンクの中もみせて頂きました。ずーっと良い香りが漂ってます。落ちたらどうしようとビビりながら、ブクブクしたのとへっぴり腰で、眺めます。ブクブクしているのは、アルコール化する時に、二酸化炭素を生成するから。

一献うるうるでも大人気のバナナ酵母。これは本当にびっくりするぐらいバナナです。

そしてキュートな香りを放っているいちご酵母。このいちご酵母のタンクをみせて頂いてる時に、会長にいちご酵母にはいちごを食べながら飲むのが、相性が良いと教えて頂き、花酵母の会の時に採用させて頂きました。
天吹酒造さんは、2000石は造っているので、設備も立派です。

洗米 ウッドソン

甑と放冷機

麹室 素材は杉。

上槽
純米大吟醸は、佐瀬色で搾り、後は薮田式で。

火入れはプレートヒーターで。

こんな所にも天吹です。

天吹酒造さんの蔵人さんは、季節雇用ではなく、全員社員さん。杜氏さんも社員杜氏との事。お酒造りをしていない時期は、イベントや試飲会に行って、直接お客様とふれあい、お酒の説明をしたりする機会を大切にしているそうです。
一般の方も予約をすれば、平日は蔵見学を受け入れてくれてる訳ですね。

イベントがある時に開放されるスペース。

広くって立派で、昔使っていた木桶もありました。

づづく☆

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【3月のお休み☆】15日(日)・22日(日)

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地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

天吹酒造☆酒蔵訪問 その①

花酵母の使い手、天吹酒造。

天吹酒造合資会社 佐賀県三養基郡みやき町。隣の駅が吉野ヶ里公園。あの吉野ヶ里遺跡のあるエリアで、福岡県久留米市よりの町です。

創業が元禄年間(1688年~1704年)ということで、ざくっと300年以上をも歴史のある蔵。敷地もとても広く、建物は登録有形文化財に指定されています。そこいらのちょっとした旅館よりも立派です。

ステンドグラスのおしゃれな玄関の母屋。

予約をすれば一般の方でも蔵を見学出来ると言うことで、システムがとても整っていて、とにかく綺麗に保存された空間でした。
お酒の説明の冊子には、英語での説明も記載されており、門戸の広さを感じます。

この日、木下会長にお話を伺いました。

立派は敷地の中庭の部分になんとなんと、銅像があったりして、銅像なんて蔵で見ることないし、びっくりで、会長のお父様とお祖父様との事。

仮にお酒の事を知らなくても、感激出来るポイントが色々とあって、面白い。

仕込み蔵
なんと、発酵しているタンクの中もみせて頂きました。

つづく☆

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【2月のお休み☆】24日(月)
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光栄菊酒造☆酒蔵訪問 その④

秘密基地みたいな蔵の二階で、試飲もさせて頂きました。二階には、リビングキッチンがあって、そこで毎日、日下さんが皆様のお料理を作っているそうです。力仕事の上に男性の方のご飯は大変だと、、、、「レパートリーが…」とお話されていました。

蔵に訪れた時は、まだ愛山のHello KOUEIGIKUを飲めてなかったので、山本杜氏のイメージになかった愛山とSNOW CRESCENTを飲ませて頂きました。愛山の上品な感じと、山本杜氏の特徴やと私が思っている酸の出方が実に気持ち良い。美味しい!!!!!
日下さんの前で飲むのちょっとドキドキでした。
本当に人の心をわしづかみにするお酒。狙って来てるなぁと。

冷蔵庫には佐賀県のお酒にまじって、滋賀県の不老泉があったりで、関西のお酒に出会えると嬉しくなる奴です。

光栄菊のお酒みんな興味津々で手に入らない状態。今後は生もとで、神力と雄山錦を使用したお酒が登場する予定だと言う事で、楽しみです。とチンタラ酒蔵訪問を書いてる内に、神力と雄山錦の予約がはじまってるとのお話。

光栄菊酒造さんのお水は軟水よりの中硬水。井戸は6メートルでポンプで引き上げているそう。
車に乗っている時に、佐賀で祇園川に遭遇し、「佐賀やのに祇園!!」って思ったのやけど、その祇園川の支流に清水川があり、この清水川が名水百選に選ばれていて、上質な水に恵まれた地域。

蔵を訪れる前にランチに連れて行って頂き、佐賀ちゃんぽんに連れて行って頂きました。佐賀県の名物ってあんまりピンと来なくって、そしたら「佐賀牛やムツゴロウの刺身」と言う話が出て、ムツゴロウの刺身は、、、、なんか違うかもって感じで、佐賀ちゃんぽんに。

量が多いよ!とはお伺いしてたけど、めっちゃボリューミーやった。なんか、キクラゲちゃんぽんが有名との事で、隣の席の方のキクラゲちゃんぽんが真っ黒くろすけ状態で、ガン見してしまいました。思い出にこっちにすれば、良かったなぁ。

そして、その①でも書かせて頂いたのですが、小城は羊羹が有名との事で、お土産に、むら雲堂の羊羹を頂きました。
むら雲堂さんは、明治後期からの営業。もっちりとした食感とまわりの生地が
きめの細かいシャリとした砂糖って感じで、関西で食べる羊羹とは全く違って、美味しい。

蔵を訪れると地域の食文化や風土の事も一緒に感じられる事が、面白いし素敵な体験。

今回は貴重なお休みの日に、時間を割いて頂き、本当にありがとうございました。楽しい楽しい時間でした。今度は、山本杜氏にも会えると良いなぁ。というか、会いたいです。

帰りは、久保田駅まで送って頂きました。切符が近距離きっぷと言うのが、ちょっとびっくり。

おわり☆

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【2月のお休み☆】2日(日)・11日(火)・24日(月)

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地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩5分

 

 

光栄菊酒造☆酒蔵訪問 その③

光栄菊酒造さんは、現在、日下さんと田下さんと山本杜氏と、山本杜氏の下で働きたいと竹鶴さんで蔵人をやっていた奈良から来た方と、4人で蔵の2階に住み込んでいるそうです。後はパートさんの力を借りて、お酒を醸しています。住み込んでいる2階も見せて頂いたのですが、基地みたいなんです。

面白い梁の形

光栄菊酒造さんの建物が歴史のあるものなので、梁などもめっちゃ立派。

2階からみた景色。壮大な男のロマンに一役買っていると思います。

ハーパーさんののし。山本杜氏と仲良しな木下酒造さんの杜氏ハーパーさん。

設備は全国行脚して、一から手に入れる作業も皆様でされていて、タンクは自分たちで色を塗ったり、山本杜氏は酒造りをするか大工になるか、悩んだぐらい手先の器用な方で、色々なものを手作りされているとの事。物を作りが出来る方は、本当に憧れてしまいます。

山本杜氏が作製された棚

初年度の石数は230~250石程。室が大きいので将来的に400石を目指したいとの事。

室は水害の際に被害にあったので、室ごとジャッキで上げたとの事。地元の方の協力があってこそだとお話されていました。佐賀県の酒蔵さんは仲が良いとの事で瓶をどうするか、ラベルをどうするか色々と教えてくれたとの事。全てが本当に一からの挑戦。

ラベルは光栄菊酒造さんがある三日月町にちなんで、三日月が!!!大好きな漫画「3月のライオン」も三日月町だぁと。三日月町が実際にあるのだと、ちょこっと感動。

秘密基地みたいなお部屋で、色々とお話を聞かせて頂き、試飲もさせて頂きました。

つづく☆

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【1月のお休み☆】26日(日)

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光栄菊酒造☆酒蔵訪問 その②

車窓から、見る風景もとても絵になる光栄菊酒造さん。

復活蔵の光栄菊酒造さんは今回ご案内して下さった蔵元日下さん(東京の元テレビディレクター)と専務田下さん(元NHK職員)が、蔵の取材をしたのをきっかけに日本酒の潜在的な需要とこれは自分たちでもやってみたいと言う思いから、立ち上げました。

って一言で言ってしまったらめっちゃ簡単に聞こえますが、苦難の連続だったと言うお話を、日下さんは実に愉快に柔らかな物腰でお話して下さるのでした。

ストーリーがドラマみたいじゃないですか。まったく異業種からの転職。
そしてなんで佐賀なのか?をずーっと疑問だった点は、相棒の田下さんの奥様が佐賀だった事が大きいポイントだと。そりゃ家族がいるとそんな展開になりますよね。
鍋島のあたりに休眠蔵が6件ぐらいあり、その辺りで準備を始めたそうです。

そして誰にお酒を醸して頂くのかと、そこで「風の森」醸造元油長酒造さんを取材させて頂いた関係で、先代の長兵衛さんに頼めたらなぁと。長兵衛さんからもそんな機会があれば声をかけて下さいと言う話になっていた時に、訃報が飛び込んできたとの事、そんな中、愛知県の菊鷹を飲んで衝撃を受け、山本杜氏にお会いしたのが、2017年の春でした。はじめは、愛知県の菊鷹醸造元藤市酒造さんと掛け持ちでお願い出来たらと思っていたそうです。ですが山本杜氏は、新しい土地一本でお酒を醸す道を選ぶのです。

この段階で2年程準備を費やした所が、条件面で折り合いがつかず、流れる形となり、時間が経過したこともあり、その他の眠っていた蔵の免許がなくなってしまうと言う、、、、、

日曜劇場なみの展開。

その後、日下さんは日下さんで、田下さんは田下さんで、色々とつてを辿って探していた所、佐賀県内の建築家さんより、物件を紹介して頂くのでした。

一安心のように見えますが、長く使用されてなかった蔵。痛みがひどかった屋根を全てはりかえたり、設備を一から全国から揃えたり、新たな試行錯誤の日々の始まり。免許の移転が大変だったり、審査に4ヶ月かかったりしてる中で、昨年の夏、九州の豪雨被害によりお酒造りの心臓部分の室が水没するのです。絶対絶命のピンチです。9月の試験醸造をしようと思っていたのも出来ず、山本杜氏は本当に大変だっただろうと。

こ敷地内を大量の水が押し寄せてきたそうです。

めっちゃ素人と目線のお話で恐縮ですが、自分の家のキッチンじゃない所で料理すると上手く出来ない。調味料の場所が違うだけで、味ぶれるし、そんな中、知らない土地で水の資質も違って、データもなくて、設備も今までと違って、【初めて】って困難の連続ですよね。そんな中、試験醸造せずに挑む、本当に凄いです。

日下さんが言うには、山本杜氏は分析に頼らなく味覚のレベルが違うと。

蔵を案内して頂いたのですが、蔵の設備などの写真はNGとの事なので、文章多めの酒蔵訪問です。

つづく☆

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【1月のお休み☆】26日

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